WWEスーパスターがどのようなシステムで給与を受け取るのか…。それは、彼らのモチベーションを左右する重要な要素の一つです。
現在のWWEでは、ショーごとの収益に左右されない「年俸」形式で選手たちの報酬が支払われています。グッズ販売の収益などがプラスされるとはいえ、インセンティブ重視ではないようです。
この給与体系を、CMパンクは否定的に捉えています。最新のインタビューで、彼は「このシステムでは、選手たちの野心が低下してしまう」と懸念していることを明かしました。
この業界は劇的に変わったよ。俺が最初に契約した時とデビューした時、そして復帰した時では全く別の場所になってる。本当に劇的に違う場所だ。
タイトルの扱いもそうだね、昔はベルトを巻くことが収入増を意味していた。今はもう、そういう仕組みは存在しない。
良い面も悪い面もあるよ。俺たち全員、今はもっと稼げているわけだから、それは良いことだけどさ。以前の俺の給料は、常に会場にどれだけ客が入ったかで決まっていた。だからチケットの売り上げやビジネスそのものに必死だったんだ。メインイベントに出れば、その分多く金が貰えた。
でも今は、みんな固定給のようなものだ。これは良いことでもあり、悪いことでもあると思う。選手たちにとっては良いことだ。でも同時に、以前のような野心がなくなっているとも感じるんだ。
俺はいつだってメインイベントに出たかった。それが金を稼ぐ手段だったからね。今は、第1試合だろうが構わないよ。貰える額は同じだからな。さっさとシャワーを浴びて、ショーを観戦できるってわけだ。
選手たちの生活は良くなるかも知れないが、野心が失われるのはどうなんだ…?というパンクの懸念に同意する選手もいるでしょう。選手たちのこうした考えは面白いですね。
(Fightful)
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