2026年1月4日開催の新日本プロレス・レッスルキングダム20で引退する棚橋弘至。引退試合の相手はAEWのオカダ・カズチカが務めます。
2010年代に熾烈なライバル争いを演じた2人。新日本の復興にこの抗争は欠かせないものでした。WWE中邑真輔と棚橋の再会を望む声も非常に多かったものの、結局は実現しませんでした。
AEWのトニー・カーン社長は、最新のインタビューで棚橋の引退試合とそれにオカダが参加することについて語りました。AEWと新日本は友好関係にあり、この計画はスムーズに進んだようです。
発表のタイミングは重要だったね。理解している限りでは、棚橋はその時点まで大きなリスクを背負ったビッグマッチに関わっていたし、試合結果次第では、新日本でのタイトル戦など、別の試合が組まれる可能性もあったからだ。
これは我々がずっと話し合ってきたことだった。いくつかの理由でAEWのスケジュール的にも理にかなっていたし、新日本のスケジュールにとってもそうだったと思う。
だから、東京ドームでのオカダ対棚橋の発表で、これほど巨大な反響があり、新日本プロレスのチケット売り上げも好調なことを全員で喜んでいるよ。
我々にとって、オカダを派遣することは既定路線だった。AEWとオカダ・カズチカが、新日本プロレスや棚橋弘至と協力して、彼の引退試合を盛り上げられる立場にあることは光栄だよ。
オカダ対棚橋こそが、その試合にふさわしいと話し合ってきた。新日本の社長である棚橋とは実際に会って話したし、お互いに興奮していたよ。彼は今年、何度かAEWのイベントに来てくれたし、本当に良い議論ができた。春のDouble or Nothingの時には一緒に食事をして、この話をしたんだ。彼はその可能性にとてもワクワクしていたね。
オカダと話した時も、彼はとても乗り気だった。誰もが、これがビジネスとして大成功を収める最大のチャンスであるだけでなく、何より、世界のプロレス界、特に新日本プロレスのレジェンドである棚橋弘至への、相応しいトリビュートになると考えたんだ。
(Fightful)
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