2025年を通して、グンターはゴールドバーグとジョン・シナという2人のレジェンドレスラーの引退試合で対戦相手を務めました。
プロレス界を象徴するビッグスターを1年で2人を見送るという偉業を成し遂げた彼には、一部から「ゴールドバーグ戦では苦労したらしいけど、ジョン・シナ戦はどうだったんだろう?」という興味を持たれています。
最新のインタビューで、彼は2人との引退試合を比較。「けなしているわけではない」としつつ、シナの方がより優れたレスラーだと考えていることを明かしました。
状況はかなり違ったと思うよ。ゴールドバーグは制限されていたからな。ジョン・シナよりもずっと制限が多く、ジョンの方がキャリアを通じて総合的に見て優れたレスラーだった。
これはゴールドバーグをけなしているわけじゃないよ。彼はリング上での技術の粋(マスタークラス)を見せつけることで有名になったわけじゃない。それは彼のスタイルではなかったからな。
だから、2つの引退試合は、全く別のシチュエーションだったと言えるよ。だが、その影響力の大きさは明らかだ。もちろんゴールドバーグも大物だが、ジョン・シナが象徴するものや、彼が持つ影響力、背負っているもの、そしてファンとの繋がりとは比較にならないよ。

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(Inside The Ropes)
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