2010年代に日本からプロレス界を変えようとした革命家ケニー・オメガ。2026年、42歳になった今、彼は何を目標にリングへ上がっているのでしょうか。
これまでの激闘による身体へのダメージ、憩室炎という大病、AEW副社長という責任ある仕事…。様々な経験を経て、今の彼は「自分よりも次世代のために」というマインドを持つようになりました。とはいえ、自分の目標達成のためにAEW世界王座戦線にも復帰。ファンを沸かせたものの、先週はライバル関係にあるアンドラーデに敗れ一歩後退しました。
最新のインタビューで、彼はまだ世界王者になるという野心に突き動かされているか?」と質問され、現在のプロレスへの取り組み方などを語りました。
いい質問だね。今の俺は、個人的な目標の多くを既にクリアしたポジションにいる。チェックリストは全部埋めたよ。残された個人的な目標があるとすれば、それは状況に応じて求められる「最高の便利屋」になることかな。
死ぬまでメインイベントを張り続けることだって、やろうと思えばできるかもしれない。でも、誰も育ててこなかったら、俺がいなくなった後に何が残る? 次世代の台頭を手助けしてこなかったらどうなるんだ? 今の俺の役割は、かつてないほどそこにあるんだよ。自分たちの未来を信じる必要がある。
彼らには経験が必要なんだ。パフォーマーとして学び、進化しなければならない。成功実績のある少数のグループだけに頼り続けるわけにはいかないからね。これから先どうしていくか、意識的にならないと…。
とはいえ、彼ははAEW世界王座へ野望を捨てたわけではありません。必要とあれば再びその座に就く意志はあります。
もし何らかの理由で、それがファンであれプロレス界全体の総意であれ、俺がもう一度ベルトを巻くことが望まれているなら、そこに到達するために自分を追い込むよ。でも、そこにいる必要がないという状況にも誇りを持っているんだ。
みんなが立ち上がり、会社を背負うという挑戦に応えられるような環境を作った、と言えるポジションにいたいね。それが理想だ。だが、もし人々がそれを求めていて、俺に「出てこい、その役目を果たせ」と言うなら、ベストを尽くすまでさ。
まだ42歳。コンディションは良くないかもしれませんが、スターレスラーとして観客を沸かせられる力は残っています。日本のプロレスファンにとっても、彼の存在は特別。ファンであれアンチであれ、決して無視できない存在でした。彼の残りのキャリアはどのようなものになり、引退後にファンからどう語られるようになるのか…。最後まで見届けましょう。
(Wrestling Observer)
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