WWEで類まれなクリエイティビティを発揮していたブレイ・ワイアット。2023年に急死した後も、彼の影響がプロレス界から消えることはありません。
彼について回想する仲間たちは、必ず彼のクリエイティビティを称賛します。クリエイティブ部門のエクゼクティブ・ディレクターを務めるブルース・プリチャードは、最新のインタビューでワイアットとのコラボレーションがいかにユニークで、挑戦的なものだったかを語りました。ワイアットのコンセプトは、しばしば従来のプロレスの常識の境界線を押し広げるものだったといいます。
ブレイは手強かったよ。俺はそこが大好きだったけどな。本当に手強い男で、クリエイティブで、いや、クリエイティブの枠を超えていたな。
彼の思考は常にどこか別の場所にあって、非常に難解だったけど、最高に楽しかったよ。彼と同じ思考のレベルに飛び込んで、そこからスタートするんだ。その全ての非現実的なバカバカしさが、仕事をすごく簡単にすると同時に、難しくもしていたんだよ。
だって、「いいかい、これは現実じゃないんだ。俺たちは今、彼の頭の中にいるんだ」って誰かに説明しなきゃならないんだからな。他の誰にもあんなことはできないよ。
プリチャードは、ワイアットのキャラクターの方向性や「ファイアフライ・ファンハウス」に関するロジックについて、彼と激しい議論を交わしたことも明かしています。
楽しかったよ。ああ神様、ブレイとの仕事は最高だった。同時にイライラもさせられたけどな。
ある日、俺たちは白熱した議論を交わしたんだ。「いや待て、彼はただ戦うだけだろ?そんな複雑な設定は不要だ」みたいな素晴らしい議論をね。でもしばらくすると、彼を「受け入れる」しかなくなるんだよ。あの全ての人格をな。あいつらは全員、彼の頭の中に存在しているんだ。
「いいか、お前が見ているのは子供番組のセットじゃない。これは現実じゃないんだ。お前は今、ブレイの頭の中にいるんだ」ってコンセプトを説明しようとしても……それが伝わったかどうかは別として、実際そういうことだったんだよ。彼は本当に愉快な奴だった。信じられない男だったよ。
(Fightful)
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