WWEのチーフ・コンテンツ・オフィサーであるHHHは、時に厳しい立場に置かれながらも、WWEのクリエイティブを前進させる責任を負っています。
最近のWWEはストーリーラインが批判されることも多く、「レッスルマニア42に向けた盛り上がりはイマイチ」という声も聞こえてきます。ここ数週間のSmackDownは不評の嵐です。
HHHは、最新のインタビューで「みんなを満足させることはできない」と、クリエイティブを推進していく上での苦悩を語りました。
ネット上で「あれは気に入らなかっ」たなんて声を聞くのは、面白いもんだね。ああ、分かっているよ。信じてほしいんだが、僕こそが真っ先に「あれは上手くいかなかった。良くなかったな。あそこはミスったよ」って言っている人間なんだ。
時には、世に出しながら「まあ、そこそこの出来にはなるだろうけど、最高傑作にはならないな」と思っていることもある。一年を通じて、盛り上がりには引き潮と満ち潮のような波が必要なんだよ。
「このショーは良くなるだろうけど、最高ってほどじゃない」という時もあれば、アクセルを全開にするべき時だと分かっていることもあるんだ。
コツは、スタッフ全員に「明日について考える」という同じマインドセットを持たせることだと思っているよ。常にいろんな奴らが「もしこうして、あんな展開にしたらどうだ?」って提案してくるんだ。そんな時、俺は「ああ、それは素晴らしいね。でも、それではその後の展開がなくなってしまうんだよ」って答えなきゃいけない。
「今日を最高のものにするために何をするか」と、「明日はどうするのか」のバランスをとる必要がある。それを両立させるのは、常に課題であり挑戦だね。
完璧なコンテンツを作ることは不可能。その場の盛り上がりだけでなく、長期的な展開を考える必要がある…。さらに、予測不可能な要素として選手の怪我なども加わってくるわけですから、HHHの立場は相当大変なものです。
(Wrestling Observer)
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