今朝、2人のWWEスーパースターがWWEからの退団を表明しました。
アレクサンダー・ウルフ
1人はアレクサンダー・ウルフ。SmackDown所属で、”SAnitY”のメンバーです。2015年にWWEに入団すると、2016年にソーヤー・フルトン、エリック・ヤング、ニッキー・クロス、キリアン・デイン(後に参加)と”SAnitY”を結成。NXT時代は評判の良いユニットでした。
しかし、2018年4月にエリック・ヤング、キリアン・デインと共にメインロースターに昇格すると、6月まで本放送どころかダークマッチにすら出場できないという扱い方で冷遇されていました。
そんな中、ウルフはTwitterでWWEからの退団とSAnitYの解散を表明。
Thank you! @KillianDain @NikkiCrossWWE @TheEricYoung #RIPSAnitY#WWE #SmackDownMontreal #SDLive #SuperstarShakeup pic.twitter.com/jaBHFDnwlC
— 𝕬𝖝𝖊𝖑 𝕬𝖃𝕰𝕸𝕬𝕹 𝕿𝖎𝖘𝖈𝖍𝖊𝖗 (@axeman3016) April 17, 2019
このツイートが、WWEにリリースを要求したことを意味するのか、リリースの要求が受け入れられたことの報告なのか、はたまたアングルか。真相は今後明らかになると思われます。
ルーク・ハーパー
もう1人はルーク・ハーパー。近年はブラジオン・ブラザーズの一員としてローワンとタッグを組んで活動していました。2018年は2人とも怪我をしてしまい、タッグチームとしての活動は8月が最後。怪我から復帰した今年の3月からはシングルプレイヤーとしてライブイベントに出場していました。最近のローワンはダニエル・ブライアンとタッグを組んでいたので、ブラジオン・ブラザーズは復活出来なかったのかもしれません。
今朝、ハーパーはTwitterでWWEにリリースを要求したと表明。
— Brodie Lee (@ThisBrodieLee) April 16, 2019
2019年はWWEに不満を抱くレスラーたちがリリースを要求する件が多発しています。The Revival、マイク&マリア・ケネリス、ヒデオ・イタミ、タイ・デリンジャー、ディーン・アンブローズ、サーシャ・バンクス。
この内退団が決まったのはヒデオ・イタミとタイ・デリンジャーの2人だけ(ディーン・アンブローズは退団の可能性もあるものの、実際には6ヶ月の長期休暇)ですが、レスラーたちに不満を募らせる状況を改善しないと、今後も続くかもしれません。ハーパーはともかく、ウルフはブッキングへの不満が上記のツイートの原因になっているでしょうし。
■追記(04/17 20:28)
Pro Wrestling Sheetsによれば、アレクサンダー・ウルフとWWEの契約はまだ残っているそうです。ただし、彼はNXTに戻る可能性があるとのこと。
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