クリス・ジェリコは、そのプロレスキャリアを通じて自己変革を繰り返してきました。Y2J時代からWWEでの様々なキャラクターの進化、そしてAEWでの変化の多い日々に至るまで、ジェリコは変化を受け入れることで第一線に留まり続けています。
最新のインタビューで、彼は2007年のWWE復帰後に敢行した自己変革の背後にある決断と思考プロセスについて語りました。当時、復帰後に従来のキャラクターの限界を感じた彼は、キャリアを象徴する「Y2J」やカウントダウンの演出を捨て去りました。これは自身のキャリアにおいて最もリスクの高い挑戦だったようです。
Y2Jのキャラクターとカウントダウンを完全に捨てた時のことだ。2007年に復帰した時、以前のクリス・ジェリコの劣化版とは言わないけど、以前と同じじゃなかった。髪も短くしていたし……時代は変わっていたんだよ。だから、これ以上こんなことはやりたくない、ノスタルジーを感じさせるだけの存在にはなりたくないって思ったんだ。
だから変えたんだ。言った通り髪を切って、ロングタイツからトランクスに変えた。Y2Jもやめたよ。アナウンサーには「二度と俺をY2Jと呼ぶな」と伝えた。そういった要素を一切入れない新しいビデオパッケージを作ったんだ。それに、カウントダウンはジェリコの代名詞だった。そのカウントダウンも捨てた。終わりだよ。
あれは、俺にとって初めて本当に思い切った勝負に出た瞬間だった。まるでKISS(アメリカのロックバンド)がメイクを落とした時のようなものだったからね。
とても思い切ったことをやっているわけだし、俺たちが違うことをやっているんだってことをみんなに理解してほしいんだ。それを気に入るか気に入らないかを決めるのはファンであって、俺たちじゃない。だけど、俺たちが向かっているのはここだ、俺たちが進む道はこれだ、もし良かったら一緒に来てくれ、ってことなんだ。
大きな賭けだったけど、同じことを続けても長くは続かなかっただろうし、俺がやらなきゃいけないことだったんだよ。そしてその時、自分が少しマンネリ化していると感じたら、いつでも自己変革できるんだと気づいたんだ。みんなが気に入る部分もあれば、気に入らない部分もあるだろうけど、人がどう思うかなんて気にしてられない。ただ、自分が最高のキャラクターになるために何ができるかってことだけを考えなきゃいけないんだ。
ショービジネスにおける俺の最大のインスピレーションはデヴィッド・ボウイなんだ。彼がやっていることには常に夢中になって注目していたし、すごく興味があった。彼は常に自分自身を再定義していたよ。
常に変化し続けること。これはクリス・ジェリコを語る上で欠かせないキーワードです。2026年4月にAEWとの再契約に合意した55歳の彼は、残りのキャリアでファンに何を見せてくれるのでしょうか?
(Wrestling Inc)
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