NFLのニューイングランド・ペイトリオッツで活躍したスター選手、ロブ・グロンコウスキーがWWEと契約間近だと報じられています。
WWE Backstageの最新回で、ニュースコーナーを担当しているPro Wrestling Sheetのライアン・サティンは、グロンコウスキーが「WWEとの交渉を進めており、間もなく合意に達する見込みだ」と報告しました。彼がどのような役割を担うことになるのかは不明とのことですが、3月20日に放送されるSmackDownに登場するかもしれないとのこと。
https://twitter.com/WWEonFOX/status/1237587202625818625?ref_src=twsrc^tfw|twcamp^tweetembed|twterm^1237587202625818625&ref_url=http%3A%2F%2Faozora-pw.com%2Fwpwn%2Farchives%2F41574
グロンコウスキーは現在30歳。2010年から2018年までペイトリオッツで活躍し、チームの3度のスーパーボウル制覇に貢献しました。2019年3月に引退を表明した後はFOXのNFL番組でスポーツアナリストに起用されています。
NFL日本語公式サイトが彼の引退を報じた記事を読むと、アメフトを知らない人にも、彼がどういう存在だったのかが分かると思います。一部を引用します。
9年の現役生活を通じ、グロンコウスキーはレシーバーとブロッカーを同時にこなす球界最高峰のTEとしてリーグを支配した。体格とスキルのユニークなコンビネーションによって“止めることができない者”へと化したグロンコウスキーは、9シーズンの中で4度も1,000レシービングヤードを超えてきた。2011年に記録したリーグトップとなる17回のタッチダウンを含め、グロンコウスキーはプロ入り後の3年間で38回のタッチダウンを積み上げている。
プロボウル5度、オールプロ4度選出のグロンコウスキーはキャリアを通じてレギュラーシーズンには最大で144試合に出場可能だったが、腰、足首、臀部(でんぶ)、前腕、膝、頭部の負傷など、度重なるケガによってフィールドから姿を消すシーンも多く、合計29試合に欠場している。とは言え、身体にはたくさんの傷跡やあざがあるものの、グロンコウスキーが相手に打ち負かされることはほとんどなかった。
クオーターバック(QB)トム・ブレイディ時代後期において、グロンコウスキーはペイトリオッツが常勝軍団となるための重要な要素だった。
ペイトリオッツにはTEポジションの穴を埋める必要性が生じているが、リーグ最高峰の先発TEが作った穴を現在リーグに在籍する他のTEで埋めるのはかなり厳しいはずだ。
引用: NFL
グロンコウスキーは元アメフト選手で現役WWEスーパースターのモジョ・ローリーと親しく、アンドレ・ザ・ジャイアント・メモリアル・バトルロイヤル(レッスルマニア33)でのローリーの優勝をサポートするなど、WWEとのつながりは以前からありました。
WWEスーパースターになるのか、解説席に加わるのか、それとも……。今後に注目です。