AEWのレジェンド実況アナウンサーであるジム・ロスが、ケニー・オメガが先日獲得したAEW世界王座について、早々に手放すのではなく、長く充実した王者生活を送ってほしいと期待を寄せました。まだケニーの王座を終わらせるには早い、というのがその理由です。
ケニーは、現地7月8日のDynamite特別回Beach Breakで王者MJFを破り、2度目のAEW世界王座戴冠を果たしました。次戦は現地8月30日、ロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われるAll In。オーエン・ハート杯を制して挑戦権を得たウィル・オスプレイを相手に、初防衛戦へと臨みます。久々のライバル対決がAEWの年間最大興行で行われるとあって、非常に大きな注目が集まっています。
一部のファンは、地元イギリスの大舞台でオスプレイがAEW世界王座を獲得する…というストーリーを夢見ています。しかし、ケニーの技巧を高く評価するロスは、自身のPodcast番組Grilling JRで、「世代交代はまだ早い」と訴えました。
まあ、これが世代交代でないことを願っているよ。私にとっては、それにはまだ少し早い。ケニーには、正当で、長く、実りある王者生活を送ってほしいんだ。
とはいえ、正直に言うと、トニー・カーンがどんな構想を描いているのかは私にも分からない。…もし仮にイギリス人選手が、つまりウィル・オスプレイがケニーを倒すことがあるとしたら、ウェンブリー・スタジアム以上の舞台はないだろうね。
ロスは、この一戦が素晴らしい試合になると確信しています。番組の共同ホストを務めるコンラッド・トンプソンにいたっては、今年のベストバウト候補になるかもしれないと予想しました。ケニーとオスプレイがAEWでのシングルマッチで対戦するのは、これが2度目です。前回は2023年のForbidden Doorで、オスプレイがケニーを破り、現在は廃止されているIWGP USヘビー級王座を奪取しています。
JRの発言をどう読むか
注目したいのは、ロスが世代交代にはまだ早いと述べた点です。ケニーはMJFを倒して2度目の戴冠を果たしたばかりで、その王座を最初の防衛戦であっさり手放すとなれば、それはそれで批判の声も上がるでしょう。充実した王者としての期間を望むロスの言葉には、共感するファンも少なくないでしょう。
一方で、地元イギリスのスターであるオスプレイが、ウェンブリーという大舞台でケニーを倒す。この筋書きが持つ吸引力も否めません。ロス自身が認めるように勝敗の行方はトニー・カーンの構想次第ですが、どちらに転んでも語り草になる一戦になるのではないでしょうか。
(情報源: Grilling JR / Wrestling Inc)
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