AJスタイルズ「WWEに日本の団体を買ってほしい。東京ドームを満員にしよう…90年代のように」

新日本プロレスWWEインタビュー

WWE殿堂入りしたAJスタイルズが、自身のPodcast番組で、WWEが日本の団体を買収することへの期待を語りました。メキシコのAAAと同じ形で日本の団体を傘下に収め、東京ドームを再び定期的に満員にできる水準まで日本のプロレスを復活させたい考えです。

2025年4月、WWEはメキシコのルチャリブレ団体AAAの買収を発表しました。買収手続きは同年8月1日に正式に完了し、AAAは「WWEのグローバルな資本力・発信力」と「メキシコ固有のルチャリブレ文化」が融合したことで素晴らしい盛り上がりを生み出しています。

AJがこの構想を明かしたのは、自身の番組The Phenomenally Retroの最新エピソード。日本の団体を買収しても日本のやり方や文化には手を付けず、WWEらしさを加えるだけにとどめたいとし、RAWやSmackDownへ合流させるのではなく、日本国内で活動するWWE系ブランドとして展開する形を思い描いています。

WWEに、AAAのような形で日本に関わる方法を見つけてほしいんだ。彼らのやっていることを変えるつもりはないし、その文化を変えようとも思っていない。ただ、そこにWWEらしさを少し加えるだけさ。

彼らがWWEに来るんじゃなくて、WWEが日本の団体を買収するということだよ。そうすれば、日本があって、メキシコがあって…。彼らをRAWやSmackDownに連れてくるつもりはない。あくまで日本国内で活動するWWEブランドの一つ、という位置付けであってほしいんだ。やれることは無限にあるよ。

 

WWEの力を借りれば、日本のプロレスをかつての姿まで復活させられると信じている。90年代前半のように、日本の団体が東京ドームを定期的に満員にしていた時代へ戻ってほしい。あそこでレッスルマニアをやるという話じゃないよ。またプロレス団体が東京ドームを満員にする……そういう光景をもう一度見たいんだ。

2016年にWWEへ移籍する以前、AJは新日本プロレスに所属し、IWGPヘビー級王座を2度戴冠しています。WWE移籍後の2024年には、WWEとプロレスリング・ノアのパートナーシップの一環として日本で一夜限りの試合を行い、丸藤正道と対戦しました。その後、2026年のRoyal Rumbleで現役生活に幕を閉じ、現在は主にWWEでのスカウトおよび人材育成の役割を担っています。

AJスタイルズの発言をどう見るか

まず押さえておきたいのは、これがあくまでAJ個人の願望であり、WWEの経営判断や具体的な計画を示すものではない、という点です。現役を退いたばかりのAJ個人の見解であり、そのまま買収の予兆と受け取るのは早計でしょう。

とはいえ、注目したいのはこの発言が出てくる土壌が整いつつあることです。AAAの買収が成功したことで、コロナ禍以前に動きのあったNXT Japan構想の実現に向けてWWEが再び動き出す可能性は極めて低いものの、ゼロとは言い切れません。新日本プロレス出身のフィン・ベイラーが「中邑真輔と一緒にNXT Japanをやりたい」と発言していたように、日本と縁のあるスターたちはWWEの日本進出を熱望しています。

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(情報源: The Phenomenally Retro / WrestlePurists)

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