中邑真輔のWWEでの扱いをめぐり、ニック・ネメス(ドルフ・ジグラー)が2017年Backlashでの初対戦を振り返りました。90秒で自分がKOされる強烈なデビュー戦をビンス・マクマホンへ提案したものの却下され、「もっと大きなものにできた」と今も惜しんでいます。
中邑は2016年のWWE入団直後からNXTで大きな支持を集め、2018年には男子ロイヤルランブル戦を制しました。ネメスは名物Podcast番組Busted Open Radioで、中邑がメインロースターへ昇格した当時の熱狂を振り返り、中邑にとって初のPLEとなる2017年のBacklashで一気に大物として見せるべきだったと語っています。
でもさ、中邑は本当に強烈な選手だよ。人としてはすごくいい奴だし、あいつは本当にうまい。今また何かやり直してるみたいだけど、俺は10年前にそれをやってほしかったんだ。
ビンス・マクマホンにTKO決着を提案
ネメスは、中邑のストロングスタイルを強烈に印象付けるため、通常のプロレスとは異なる決着をビンス・マクマホンへ提案していました。MMAを意識した打撃戦から中邑の膝蹴りで自分がKOされ、そのままレフェリーストップになる展開です。しかし、ビンスが望んだのは約20分を使った昔ながらのWWEスタイルの試合だったといいます。
ビンスは「いや、昔ながらのWWEの試合がいい。20分くらいで、お前に10分、中邑に10分だ」って。それでもいいんだけど、本当にものすごく目立つものにできたと思うんだ。
実際には両者が約16分にわたって攻防を繰り広げ、中邑がキンシャサで勝利しました。中邑はその後、US王座を3度、インターコンチネンタル王座を2度獲得するなど実績を残しましたが、誰もが期待した「WWEのトップスター」にはなれずにいます。
提案が却下されてしまったことへの後悔
ネメスが悔やんでいるのはBacklashの試合内容そのものではなく、中邑を初めてPLEで見せる瞬間にもっと極端な演出ができたのではないかという点です。90秒で元世界王者のドルフ・ジグラーをKOする展開なら、中邑の危険な強さとストロングスタイルを説明なしで印象付けることができたはずです。
実際の中邑はその後も複数の王座を獲得したものの、「一定の成功を収めたか」と「最初の勢いを最大限に生かせたか」は別の話。もしネメスの提案をビンスが受け入れていたら、中邑真輔のキャリアは変わっていたかもしれません。
(情報源: Busted Open Radio / Wrestling Inc)
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