【WWE】ジョン・シナがプロレスとお笑いの共通点を語る「すべてはタイミングなんだ」

WWEインタビュー

ジョン・シナが、プロレスとスタンダップコメディの共通点を語りました。どちらも観客の反応を見ながら内容を変える必要があり、成功を左右するのは技やネタの内容だけでなく、それを披露するタイミングだと強調。自身が長年活躍できた理由についても振り返っています。

トレバー・ノアのPodcast番組「What Now? with Trevor Noah」に出演したシナは、プロレスラーとコメディアンの仕事には多くの共通点があると指摘しました。まず挙げたのは、移動や仕事の準備を自分で管理しながら、観客の前に立つという働き方です。

スタンダップコメディがプロレスとこんなに似ているなんて、不思議だよね。本当に共通点がたくさんあるんだ。
まず、トップレベルになっても、ごく一部の例外を除けば、たいていは移動費を自分で払い、旅の手配をして、自分の生活を管理する。衣装や道具の管理も自分の責任だ。巨大な組織の一員であっても、実際に何を見せるかは自分にかかっている。
そして、たいていはもう一人の相手と一緒に、何千人もの観客の前に立つ。ヤジを飛ばす人もいれば、熱狂している人もいる。観客自身も、自分たちがショーの一部だと分かっているんだよね。

舞台裏で立てた計画も、会場の反応次第では変更する必要があります。シナは、観客の反応を見ながら即座に判断することが、プロレスでもコメディでも欠かせないと考えています。

舞台裏でネタの流れを考えておく。でも、最初のジョークを言っても誰も笑わず、シーンとしてしまう可能性だって考えておかなきゃいけない。そうなったら、「今すぐ変えろ。こっちをやろう」って切り替える必要があるんだ。
逆に、綿密に組み立てたプランがあっても、舞台に出て相手と顔を見合わせた瞬間、観客がものすごく盛り上がっていたら、「計画はやめだ。こっちにしよう」となる。
素早く判断して、臨機応変に対応しなきゃいけないんだよ。観客を理解して、タイミングを見極める必要がある。プロレスもスポーツエンターテインメントも、すべてはタイミングなんだ。何をするかだけじゃない。適切な場面でやらなきゃいけないんだよ。

ジョン・シナが長年のキャリアで重視してきたこと

シナは自身の試合にも話を広げ、リング上での運動能力と観客の反応を読み取る能力を比較。長く現役を続けられた理由として、観客の熱気を常に意識していたことを挙げています。

俺とリングに上がったことのある選手なら分かるだろうけど、俺はとにかく声が大きい。最前列から6列目までに座っていたら、実際に技が出る前に、試合中の俺たちの会話が聞こえるくらいだ。
俺は、とんでもない才能を持つ選手たちほど、運動能力に恵まれていたわけじゃない。でも、常にその場に集中して、観客の熱気には敏感だったんだ。それが、これだけ長くキャリアを続けられた理由の一つだと思う。大切なのは何をしたかじゃなくて、適切なタイミングでやることなんだよ。
笑いは突然生まれることもあるし、タイミングから生まれることもある。誰かが何かを言ったときに、「それに返すネタがあるぞ」と思うことだってある。
ジョークをどのタイミングで決めればいいか分かるし、舞台に立っていれば、観客が興味を持って身を乗り出しているのか、それとも「ああ、今のはウケなかったな」ということも、その場で分かるんだ。

さらに、両者の共通点として、シナは小規模な会場からキャリアを始め、各地を巡業しながら経験を積んでいくことも挙げました。

俺たちはみんな旅芸人みたいなものさ。どちらも各地を回る巡業なんだ。
最初は小さなところから始めて、地下のクラブみたいなどうしようもない会場で仕事をする。プロレスでいえば、フリーマーケットみたいな場所だね。

観客の反応に合わせて試合を調整する能力には自信を持っているシナ。技の難易度や身体能力とは別に、会場の盛り上がりを見極め、適切なタイミングで技や展開を繰り出すことも、プロレスラーの技術の一部なのでしょう。

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(情報源: What Now? with Trevor Noah / Fightful)

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