イリヤ・ドラグノフがAEW移籍の理由を告白。「新しい空気を吸う必要があった」

AEWインタビュー

元WWEのイリヤ・ドラグノフがAEW・WrestleDreamにサプライズ登場。記者会見で移籍を決断した理由を語りました。「新たな環境で闘い続けたい」という強い思いがあったそうです。

現地10月17日開催のWrestleDreamでは、ルネ・パケットがAEWの新たな契約選手としてドラグノフを紹介。大型スクリーンにメトロノームが映し出され、会場が暗転すると、スーツ姿のドラグノフが登場し、大きな歓声を浴びながらリングへ向かいました。

ドラグノフは2019年にWWEへ入団し、NXT UK王座やNXT王座、US王座を獲得してきた実力者です。しかし、2026年8月に契約満了で退団。WWEは彼の残留を望んでいた一方で、内部では「数字が稼げない選手」という評価があったと報じられており、ドラグノフ本人が契約更新を望まなかったとされています。

退団後はAEW移籍の噂が流れていたものの、WrestleDream終了後の記者会見でトニー・カーン社長が「ビザの問題があった」ことを明かしています。ドラグノフのビザの手続きがまとまったのは10月14日。WrestleDream開催直前でした。AEWは、同日のDynamiteでメトロノームとトレーニング風景を組み合わせた謎の予告映像を放送。ドラグノフがWrestleDreamに登場できることが確定した16日には2本目の映像をSNSに公開し、大会でのサプライズ登場を予告しました。

AEW移籍を決断した理由を語る

大会後の記者会見で、ドラグノフはメディアからAEWを新天地に選んだ理由について次のように語りました。

俺はもう14年近くプロレスをやってきた。インディ団体での活動も含めて、プロレスラーとしていろんな時期を経験してきたよ。さまざまな場所へ行ったし、団体と契約して活動してきた。これまで、自分自身に賭けられないなんて感じたことはなかった。でも、そのチャンスが限られていると感じ始めると、どんどん可能性も狭まっていくんだ。
そうなると、自分がどこかに行き詰まっているように感じる。外からの要因が原因というわけじゃない。ただ、身動きが取れなくなっているように感じるんだ。俺には闘いたいという衝動があるからね。俺は闘うことが大好きだし、競い合いたい。もっと上を目指したいんだ。
ある環境にいて、だんだん息苦しくなってきたと感じたら、新鮮な空気が必要という合図だよ。だから今日、ここに来た。闘いたいという飢えを満たすために、新しい空気を吸って、新しい景色を見て、この世界が自分に何を与えてくれるのかを確かめられる場所が必要なんだ。

ドラグノフのAEWでの初試合は、現地10月21日のDynamiteで行われる予定です。4月以来、約6か月ぶりのリング復帰となります。

ドラグノフはWWEで複数の王座を獲得しましたが、退団前の数か月間は試合への出場機会が限られていました。今回の発言では、WWEへの直接的な批判を避けながらも、自分を試せる環境を求めていたことが伝わってきます。激しい攻防を持ち味とするドラグノフにとって、AEWの選手層は魅力的でしょう。10月21日の初試合で誰と対戦するのか、そして今後どの王座戦線に加わるのかが気になるところです。

(情報源: AEW WrestleDream Post Event Media Scrum / Wrestling Observer / POST Wrestling / Fightful Select)

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