先日開催されたNXTのPPV”Takeover 31”でNXT女子王座を防衛した紫雷イオ。試合後、スターダム時代からのライバルで、WWE入団後は主にNXT UKで活動してきたトニー・ストームがイオのタイトルを狙うと宣言しました。
新型コロナウイルスのパンデミックが起き、NXT UKの活動が長く停止していたこともあり、ストームにとってNXTロースター入りと活動再開は大きな出来事だったようです。Comicbookのインタビューに対し、彼女はこう語っています。
正直行って、すべては土壇場で起きたことだったんですよ。いつ復帰できるかわからなかったけど、そうなってよかった。(Takeoverでビデオメッセージが流れたのは)最高の瞬間だったと思います。
13歳のころから大好きなプロレスができない状態が続いたことでメンタルに大きなダメージを受けた、とのこと。しかし、この強制的に取らざるを得なかった休息期間によって受けた恩恵もあるようです。
世界のどこよりもリングにいる必要があるということに気づきましたよ。情熱が再び燃えがっているんです。そういう意味では、この休息はよかったのかもしれませんね。傷は治ったし、すぐにでも戻る準備ができていますから。クリーンな状態で再スタートを切れるのはいいことです。
NXTの最新回に参戦したストームは、アリヤーとのシングルマッチに勝利。状態の良さをアピールしました。
今後、彼女は層の厚いNXT女子戦線で戦っていくことになります。ライバルたちの中で最も意識する存在は誰なのでしょうか?
彼女たちとは過去にたくさん試合をしてきましたけど、一番重要な相手は紫雷イオだと言わなければならないでしょう。私の欲しいNXT女子王座を持っていますからね。
最高の目標に向かって突き進む私にとって、(NXT女子王座獲得は)紫雷を追い抜くことを意味します。全力でやりますよ。彼女のことは一度倒していますし、再戦が楽しみです。