タッグ戦線が充実しているAEW。中でも、2010年代を象徴するタッグチームの1つであるヤング・バックスの存在は非常に大きいと言えるでしょう。彼らはWWEから何度もオファーを受けていましたが、それらをすべて断っていました。
Fightfulのインタビューの中で、彼2人はHHHから直接オファーを受けていたことを明かしました。起用法に満足しない場合は契約を破棄できる6ヶ月のオプトアウト条項が含まれる3年間の複数年契約だったそうです。
マット: 彼は素晴らしかったよ。チャーミングな男だった。彼の口から出てくる言葉は良い事ばかりだった。何度誘いを断ったかわからないくらいだね。結局は断りきったんだけど…大げさなことは言いたくないけど、少なくとも4〜5回はオファーがあったはずだ。
交渉が終わる頃にはお互いに笑い合っていたよ。まず、話し合いは俺の「申し訳ないがこの件はパスするよ。ありがとう」という発言から始まる。1時間もすれば、2週間以内に来る次の電話について話をした。彼はマジシャンだ。実際にマジシャンとして活動していてもおかしくないね。魅力的な男だから、誰でも魅了してしまうだろう。
彼についてはポジティブな言葉しか出てこないな。本当に頭のいい人だよ。彼が言ったこと、彼が持っているアイデアは素晴らしい。ニックに何度か「なあ、契約を検討すべきなんじゃないかな」と言ったよ。俺とニック、そしてケニー(・オメガ)はこんな風に思ったこともあった。「マジかよ、俺たちWWEで引退するんじゃないか」って。
ニック: 難しい決断だったよね。
HHHがいかに有能な男なのかを語るマット。AEWとNXTのライバル関係が今後どれほど続くかはわかりませんが、お互いにいいアイデアを出し合って、プロレス界をより良くしていってほしいと思います。
(Fightful)