2020年のWWE殿堂入り式典は、新型コロナウイルスのパンデミックが発生したことで中止になってしまいました。殿堂入りが発表されていた獣神サンダー・ライガーが多くのファンやプロレス関係者に歓迎され、スピーチするという機会がなくなってしまったのは残念です。
しかし、今年は式典が復活します。3月30日・4月1日にThunderDomeで収録された映像が4月6日にWWE Networkで配信されるそうです。参加するのは2020・2021年度の殿堂入りメンバーとのこと。残念ながら無観客での開催となるようですが、式典が戻ってきたのは喜ばしいことですね。
ただ、このタイミングでちょっとした騒ぎが起きています。2020年度に殿堂入りしたバティスタが式典の対象から外れたのです。
殿堂入りした人物は、WWEのレスラープロフィールページの仕様が変わります。「Hall of Fame」のロゴや式典の写真が表示されます。
例えば、ライガーのページにはロゴが表示されています。
(引用元: WWE)
ミック・フォーリーの場合は、背景の画像が式典の写真です。
(引用元: WWE)
しかし、バティスタのページには殿堂入りを示すものが何もありません。
(引用元: WWE)
殿堂入り一覧ページからもバティスタのプロフィールが消され、アクセスできない状態になっています。
報道によれば、バティスタは今年の殿堂入り式典に参加せず、満員のファンが式典に直接参加できるようになるまで寝かせておくことになったようです。最近のバティスタにはいろんな話がありましたが、不穏な理由ではないようです。
WWEにとって、バティスタの存在はそれだけ別格だということなのでしょう。
(Wrestling Inc, Ringside News, Fightful)
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