現地時間4月25日に行われたインパクト・レスリングのPPV「Rebellion」。メインイベントは、インパクト統一世界王座チャンピオンのリッチ・スワンと、AEW世界王座チャンピオンのケニー・オメガによる「タイトル VS タイトル・マッチ」でした。
この試合は明らかに特別扱いでした。アナウンスチームには、元WWEの実況アナウンサー、マウロ・ラナーロが特別参加。AEWのオーブリー・エドワーズもレフェリングに加わりました。
Mauro Ranallo has joined us at ringside for this HISTORIC main event. #IMPACTRebellion pic.twitter.com/t59BvdkLBh
— IMPACT (@IMPACTWRESTLING) April 26, 2021
誰もが認める実力者同士の試合は23分にも及びました。
試合開始直後、さっそくdisrespectfulな態度を取るケニーに対し、スワンが猛攻を仕掛けます。高い身体能力を生かしたムーブでケニーにダメージを与えていきます。
.@GottaGetSwann didn’t forget that @KennyOmegamanX slap from the press conference. #IMPACTRebellion pic.twitter.com/s1uurOhV79
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中盤に差し掛かるあたりから、どちらかが優勢な展開が一定時間続く、という流れになっていきます。目立ったのはスワンの素晴らしいムーブ。とてつもないアスリートなのだと再認識させてくれました。
.@GottaGetSwann has @KennyOmegamanX scouted in SPECTACULAR fashion. #IMPACTRebellion pic.twitter.com/lRmSJ55dD0
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ケニーが勢いを取り戻したのは終盤。ワイルドなビッグブーツからのドクターワイリー・ボム、Vトリガー、浴びせ蹴り、さらにVトリガーをもう一発……という派手なムーブ構成で攻め立てます。雪崩式片翼の天使で試合を一気に決めにかかりましたが、これはさすがにカウンターで返されてしまいました。
その後、スワンがハンドスプリング・カッターをレフェリーに誤爆した後は主導権の取り合いがスタート。スワンはフェニックス・スプラッシュで大ダメージを狙います!しかし、これを回避したケニーがVトリガー→クロイツ・ラス→リバース・タイガードライバー!
さらにVトリガーの乱れ打ちで勝負あったかと思いましたが、スワンが必死の反撃。ブレーンバスターでケニーをダウンさせると、セカンドロープからのフェニックス・スプラッシュを狙います。
しかし、ケニーが再び回避。トドメのVトリガーを決め、最後は片翼の天使で3カウントを奪いました。
Congratulations to @AEW World Champion @KennyOmegamanX on becoming the NEW @IMPACTWRESTLING World Champion at #IMPACTRebellion tonight! pic.twitter.com/RR3JR4QDyo
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勝利したケニーはインパクト統一世界王座を獲得。このタイトルを構成する2つのベルト(インパクト世界王座、TNA世界ヘビー級王座)を手にし、ベルトコレクションを4つに増やしました。
試合動画はこちらから。
あと、ラナーロの実況が最高でした。これからもどこかの団体で実況してほしい!
AND NEW IMPACT World Champion – @KennyOmegamanX. #IMPACTRebellion pic.twitter.com/VzYaSg5lKr
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