AEWのテレビ放送について大きな動きがありました。2つの重大発表があったのです。
まず1つ目。今日、AEWは新番組「AEW: Rampage」が現地時間8月13日夜(金)にTNTで放送されることを発表しました。Dynamite, Dark, Dark: Elevationに続く4つ目の番組ですが、テレビ局で放送されるという点がDarkシリーズとは異なります。
そして、もう1つの重大発表は、2022年以降のテレビ放送について。なんと、TNTでのDynamite&Rampageの放送は2021年までで終了し、2022年からはTBSで放送されるというのです。かつてWCW Saturday Nightを放送していた、TNTと同じワーナーメディア傘下の歴史あるチャンネルです。なお、2022年以降もTNTとの関係が途切れることはなく、年に4回特別番組が放送されるとのこと。PPVに近いものになるそうです。
姉妹チャンネルに移動することになった理由は何なのでしょうか。背景には、ワーナーメディアがNHLの放映権を獲得したことがあった、とワーナーメディアのブレット・ワイツ氏が認めています。NHLの試合は水曜日の夜に行われることもあり、Dynamiteの放送スケジュールに大きな影響を与えることが予想されていたのです。その「大きな影響」とはつまり、TBSへの移動でした。
この件により、AEWはワーナーメディアと新たな契約を結ぶことになりました。PWInsiderによれば、AEWはこれまでの金額を超える巨額の報酬を得ることができるようです。
また、AEW内部ではこのニュースを肯定的に受け止めているとのこと。制作コンテンツが増え、チャンネルをまたいだ展開ができるようになることは、団体にとって大きなメリットがあると考えているようです。
(Cultaholic, PWInsider)