新型コロナウイルスのパンデミックが続く日本。外国人選手たちにとって、今の日本は働きにくい環境でしょう。特に、入国時の隔離は不評です。
先日、新日本プロレスのデビッド・フィンレーがアメリカに拠点を移すことを検討していることが明らかになりました。レスリング・オブザーバーによれば、こうした考えを持っている選手は少なくないようで、「外国人選手たちの大量離脱があるかもしれない」という嫌な予感がファンの間に漂いました。
こんな時はタマ・トンガの意見を聞くのが一番です。Podcast番組の中で、この噂について次のように語りました。
不満が充満してるなんてことはないね。そういうヤツもいるかもしれんが、口には出さないし、Dirt Sheetsに愚痴る程度のことだ。1人か2人くらいじゃない?でも、こんなのよくあることだろ。WWEやAEWにも不満げなヤツはいるさ。マクドナルドの店員にだって不満はあるだろうよ。日本人選手にもいるって。バカげた話だよな。「ガイジン」の大量離脱って、何だよそれ?
もしかしたら、今のアメリカはプロレスが盛り上がっているから、契約が切れたら新日本から出ていこうと思ってるやつはいるかもしれないよ。ただ、俺が「外国人選手たち」に言いたいのは、俺は新日本で働けて幸せだってことだよ。金を稼げるなら平気だ。まあ、今いる「ガイジン」の中には、契約が切れたら移籍するやつもいるんじゃない?パフォーマーとして成長できる場所に行きたい、と。AEWなんてホットじゃんなあ。で、インパクト・レスリングはインパクト・レスリングだし、NXT、NXT UK、WWEもあるわけ。そういう時期が来て、移籍したいと思うなら、そうすればいいんだ。
コロナのせいで、日本の状況はどうなるかわからない。でも、俺たちはいろいろと対処してるし、大丈夫だと思うよ。策を練り、自分たちの進むべき道に進めるように頑張ってるんだ。まあ、「不満」だよね。「ガイジン」って言葉には、日本人の選手たちとは別の存在だというような意味合いがあるけどよ、みんな不満を抱えながら何とかしようとしてんだよ。この話をするヤツらは状況を理解してないね。俺たちは一枚岩なんだよ。1つの船に乗ってるんだ。
どうするか、どう考えるかは人それぞれだ。もし「外国人選手たち」がうまくやれていないなら、それはそいつの個人的な話ってこと。俺たちはうまくやれてる。
まったく、外国人選手たちのことを雑にグループ化してさ、「ガイジンたちの不満」なんて言葉を使うのはやめてほしいよ。俺みたいに、一緒にされたくないヤツだっているんだからさ。
(参考: Fightful)