2021年5月にAEW入団が発表されたマーク・ヘンリー。「AEW Rampage」の出演者の1人として、そして、コーチとして活動していくことになります。
現在50歳のヘンリーは、2018年のRoyal Rumbleを最後に試合に出場していません。最後のシングルマッチは2017年2月に放送されたRAWでのブラウン・ストローマン戦でした。
AEWには多くのレジェンドレスラーが在籍しています。彼らの役割は様々で、タズのように番組出演者兼「AEW Dark」解説者といった表舞台での仕事をしている人もいれば、クリスチャンやスティングのように選手として活動している人もいて、さらにディーン・マレンコのようにコーチに徹している人も、タリー・ブランチャードのようにユニット「The Pinnacle」のマネージャー兼コーチといった表裏両方の仕事をこなしている人もいる。働き方は多様です。
当分の間、ヘンリーはタリーと同様の立場になるでしょう。しかし、彼は現役復帰にかなり意欲的です。
スティング(62歳)から教えられたことがあってね。50歳という年齢は決して年寄りではない、ということだ。彼自身もまだまだ若い。[…]俺にもまだできることがあるかもしれないと感じさせてくれたんだよ。表舞台だけじゃなく、リング上で。死ぬまでにもう一度試合をしたいというのは前にも言ったとおりだけど、その時は目前だ。
いつになるかはわからないけど、AEWのリングに上がることになるだろう。ワクワクするね。こんな発表ができるなんて、スティングのおかげだよ。「おい、まだ間に合うぞ」って教えてくれて、やる気を沸き立たせてくれた。
PPV「Double or Nothing」でのスティングの働きぶりは各方面から称賛されており、バックステージに戻った彼は選手やスタッフたちから拍手喝采を浴びたとほうじられています。
レジェンドたちに好影響を与える62歳。プロレスというエンタメは本当にすごいですね。
(参考: Wrestling Inc)