2021年4月にWWEから解雇された元ヘビー・マシナリーのタッカー。相棒のオーティスがマネー・イン・ザ・バンク・ラダー・マッチに勝利した一方で、タッカーにはスポットライトが当たりませんでした。オーティスを裏切るという、その後に繋がりそうなアングルも活用されないままの解雇でした。
Podcast番組「The OTR Show」にゲスト出演したタッカーは、WWEのタッグ観について語りました。
俺が思うに、ビンス・マクマホンは「タッグ部門はあまり金にならない」と考えているんじゃないかな。少なくとも、そういう感じのブッキングではあるよね。超感動的なストーリーがあったとしても時間は20分程度しか与えられないし、シングルのストーリーとは扱いが違う。
マネー・イン・ザ・バンクは団体の中でも重要なもので、最大のギミックの1つだ。世界タイトルへのチケットであり、キャッシュインに失敗するケースはほとんどない。本来なら、誰かを飛躍させるために使うようなものなんだ。
ヘビー・マシナリーをタッグチャンピオンにするために使われればよかったんだけど、そんな計画はなかったと思う。もしあったとしても、たどり着けなかっただろうね。
WWEのタッグ部門軽視に対しては内部からも批判の声が上がっていて、The Revival(スコット・ドーソン&ダッシュ・ワイルダー)が退団した理由はそこにあったとされています。
あわせて読みたい
【WWE】ニッキー・クロスがスーパーヒーローギミックへの思いを語る。「子どもたちにポジティブなメッセージを」
NXTでは怪奇派として活躍していたニッキー・クロス。メインロースター昇格後はアレクサ・ブリスとのタッグチームでWWE女子タッグ王座を2度獲得しました。 先月、彼女は「スーパーヒーロ...
【Impact】WWEがムースの獲得に興味を示していたことが明らかに。AJスタイルズと同じ特別条件での獲得を目指していた?
2021年にインパクト・レスリン契約が切れる予定だったムース。春以降にインパクトと2年契約での残留に合意したとされており、「Against All Odds」ではケニー・オメガの持...