先日、WWEとケビン・オーエンズの契約が2022年1月末で満了することが報じられました。団体内では「彼は退団するだろう」という認識が広まっているとされています。プロレス界にケビン・スティーンが帰ってくる可能性は高いようです。彼のTwitterでの不審な行動からして、退団後の移籍先はAEWが最有力候補だと目されています。
オーエンズの盟友といえばサミ・ゼイン。2人はインディシーンで活躍していた頃からしのぎを削り合ってきた仲です。オーエンズは2014年に、ゼインは2013年にWWEへ入団しました。インディ時代に「エル・ジェネリコ」のリングネームで活躍していたゼインはDDTに参戦していた時期があり、2012年にはKO-D無差別級王座を戴冠しました。彼が王者の座から引きずり下ろした相手は飯伏幸太、彼からタイトルを奪い取ったのはケニー・オメガでした。
レスリング・オブザーバーによれば、WWEとゼインの契約は2021年末で満了するそうです。正確な時期は不明ですが、オーエンズとゼインがほぼ同じタイミングでフリーエージェントになる可能性があるというのは刺激的ですね…。契約を満了すれば競業回避義務は課せられませんから、退団後すぐに他団体での活動を開始することができます。
AEWにケビン・スティーンとエル・ジェネリコが加わるようなことがあれば……CMパンクやブライアン・ダニエルソンに匹敵するとまでは言わないまでも、マラカイ・ブラック(アリスター・ブラック)やアンドラーデ、アダム・コールの入団を超える事件になるでしょう。オーエンズとゼインはWWEのメインロースターとして活躍してきた人気者ですからね。
ゼインが契約についてどう考えているのかは不明です。
(Wrestling Observer, WrestlingNews.co)