2019年に旗揚げしたAEWには入団前から知名度が高いレスラーが多く在籍しています。クリス・ジェリコ、ジョン・モクスリー(ディーン・アンブローズ)、CMパンク、ブライアン・ダニエルソン(ダニエル・ブライアン)、マット・ハーディー……。彼らの存在が多くの視聴者を番組に惹きつけていると言っていいでしょう。
一方で、AEWでの活動をきっかけに知名度を挙げ、スターになった(なりつつある)レスラーたちもいます。ダービー・アリン、MJF、サミー・ゲバラ、ジャングル・ボーイの4人はその典型例ですね。若く、タイプの異なる4人です。
彼らに加え、ハングマン・ペイジの存在も団体にとってはとても貴重です。スター候補としての地位を確固たるものにし、AEW世界王座の次期チャンピオンになってほしい!と願っているファンも多い。育休のために9月のPPV「ALL OUT」でのタイトル挑戦は実現しませんでしたが、先日のDynamiteフィラデルフィア大会で行われたカジノ・ラダー・マッチに勝利し、ケニー・オメガの持つ同王座への挑戦権を獲得しました。2人の試合は11月のPPV「FULL GEAR」で行われます。
9月にAEWへ入団したブライアン・ダニエルソンは、AEWのスター育成について、次のように語っています。
AEWはみんなが夢中になるようなスターを生み出すことに成功している、と俺は思ってる。ハングマン・ペイジがフィラデルフィアに現れた時のことを思い出してみよう。「ああ、ブライアン・ダニエルソンはレッスルマニアで2回メインイベンターを務めたよな。CMパンクはビッグスターだ。どちらかがこの日一番の歓声を浴びるんだろう」と思っていた人もいるかもしれないが、実際には違った。ハングマン・ペイジが身に受けた歓声は他の誰よりも大きかったよ。
何を言いたいかわかるかな?このように、AEWは、ファンが熱狂的に支持する新しいスターを生み出していることによってファンから強い関心を集めているんだよ。