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2019年にインディ団体へサプライズ登場したCMパンク。団体オーナーのサイラス・ヤングが当時を振り返る

インタビュー

2014年を最後にプロレス界から離れていたCMパンク。2021年8月にAEWと契約して本格的に復帰しましたが、実は2019年にも彼はプロレスのリングに上がったことがありました。

2019年春、ROH所属のサイラス・ヤングがオーナーを務めていたミルウォーキーのローカル団体「MKE Wrestling」にショーに謎のマスクマンが乱入。ファンの目の前でGTSを決めたのでした。ヤングは、マスクマンがパンクだったことを認めています。

Fightfulのインタビューの中で、ヤングは当時を振り返っています。パンクをブッキングするきっかけになったのは、取り壊しが決まっていたショーの会場でプロレスをしたことのあるレスラーたちを呼び戻したい、と考えたことだったそうです。

100%そうだったとは言えないけど、あの会場(Knights Of Columbus Hall)はパンクが初めて試合をした場所だったかもしれない、と思ってね。あそこはスパイス工場か何かに買収されて、取り壊されることが決まっていたんだ。だから、あれがあの会場で行われる最後のイベントになった。そのことを知って、長年あそこでプロレスをしていた人たちと連絡を取り始めたよ。ご無沙汰だった人たちを呼び戻したいと思ってさ。

(当日の出来事)彼と会ったわけでも、話をしたわけでもないんだよ。誰かがロッカールームに来て、「ヘイ、彼らが試合中になにかやりたいと言ってるぞ。パンクがマスクかなにかを被って乱入する、とかなんとか」と言ってきた。「ああ、やりたがっていることは何でもやってくれ」と伝えたよ。「ダメだ、パンクはショーに出られないよ」なんて言えないだろ?

パンクとは2, 3回話したことがあるだけだった。友だちだとは言わないけど、数回すれ違って話をした時はいい感じだったよ。あまり交流はなかったけどね。

正確には、Knights Of Columbus Hallはパンクのデビュー戦が行われた会場ではありません。しかし、デビュー7戦目にして、後に親友となるコルト・カバナと初対戦した会場だったのです。何の因果か……。2002年にはエディ・ゲレロ & レイ・ミステリオとのトリプル・スレット・マッチがあり、クリス・ヒーローとの出会いもあり……パンクにとって、Knights Of Columbus Hallはそういう会場でした。

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