活動停止に入ったROH。所属レスラーたちの契約はすべて解除されました。
ジェイ・リーサルやブロディ・キングがAEWに、PCOがインパクト・レスリングに移籍するなど、元所属レスラーたちの動きが活発になっている中、ベテランタッグチームのブリスコズ(ジェイ&マーク・ブリスコ)の去就にも注目が集まっています。
2001年にCZWで結成されたThe Midnight Outlawzを前身とするブリスコズは、21世紀のインディプロレスシーンを代表するタッグチームとして長年に渡って活躍してきました。チームとしての試合数は2022年1月15日時点で637。ROHや新日本プロレス、ノアなどの団体でタッグ王座を獲得するという実績も残しています。
2021年11月、2人がAEW・Dynamiteのバックステージを訪れる予定だったと報じられました。また、ROHのPPV「Final Battle」では、AEWのFTRとの間に確執が生まれています。AEWはタッグ戦線の充実に力を入れている団体なので、ブリスコズの新天地としてはぴったりでしょう。彼らとの契約を望んでいるファンも少なくありません。
AEW社長のトニー・カーンは、Podcast番組「Busted Open Radio」に出演した際、「ブリスコズがAEWにやって来る可能性はあるか」と質問され、次のように答えています。
まあ、素晴らしいチームだとは思うよ。ROHですごい歴史を積み重ねてきた。でも、(公式に言えることは)ない。うちのロースターは充実してるからね。
素晴らしいチームだし、目が話せない存在なのは間違いないけど。何も言えないね。AEWでは最近も多くの素晴らしいレスラーたちをデビューさせてるからさ。
何かを隠しているのか、本当に「ない」のか?
(SESCOOPS)