2021年12月にWWEから退団したトニー・ストーム。SmackDown女子王座に挑戦したばかりのタイミングで、「燃え尽きた」ために自ら団体を去りました。
それ以降、プロレスラーとしての活動をしていない彼女ですが、そんな中でも収入を得る方法として、OnlyFansのアカウントを開設しました。
OnlyFansはサブスク型SNSで、いわゆるファンクラブのようなもの。クリエイターがユーザーへコンテンツを直接販売できるという点がウリでしたが、新型コロナウイルスのパンデミックが起きてからはセックスワーカーがNSFW(職場での閲覧には不適切)なコンテンツをやり取りする場として有名になりました。2020年にはWWEのゼリーナ・ベガがアカウントを開設し、団体から反感を買ってます。現在は運営方針が変わり、サービス全体のNSFW色は薄れたものの、セクシー系のサービスだという世間の認識はあまり変わっていません。
ストームは、OnlyFansでの活動開始にあたり、Instagramでそれを予告する写真をいくつか投稿していました。これらは彼女の美貌を活かしたもので、ファンだけではなく業界内でも大きな話題に。実際に彼女がアカウントを開設すると、24時間以内に少なくとも1837名のユーザーが月額19.99ドルのサブスクリプションを契約したとされています。約36,000ドル、日本円にして約430万円。OnlyFansの取り分は20%ありますが、かなりの収入を毎月得ることになります。
この件との文脈的な関係はまったくないものの、元WWEのルネ・パケット(ルネ・ヤング)は、彼女がOnlyFansのアカウントを開設する可能性があるか、という質問に対して、次のようにコメントしています。
私の性格からして、相性がいいとは思えない。どうなのかな。そのために色々と動くのは……うーん。外に出てお金を稼げばいいし、自分が幸せになれることをすればいいと思うから。まあ、私が突然OnlyFansのアカウントを作ったら、「いや、いいと思うよ」ってみんな言ってくれそうだけどね。見てほしいとは思わないけど、そういうセクシーな面はいらないと思う。その、なんというか、わからないけど。私がそんなことをするのって滑稽じゃない?ね、セクシーな写真を撮るとしたら……考えるだけでも汗が出る。誰も見たくないでしょ。
人には向き不向きがあり、個性がありますから、やりたいことをやればいいだけです。個人的には、プロレスラーのユーザーもそれなりにいるPatreonじゃないんだ、という驚きはありました。
(Wrestling-Edge, SESCOOPS)