【WWE】ゼリーナ・ベガ解雇の理由は「契約違反」だった。一体何があったのか？

先日、WWEはゼリーナ・ベガを解雇しました。ユニオンの結成や団体によるTwitchアカウントの管理に対する反発などがその原因なのではないかと推測されていた中、Sports Illstratedは解雇の理由をWWEに確認しました。

報道によれば、理由は「契約違反」だったそうです。ベガがアダルトSNS「OnlyFans」のアカウントを開設し、コスプレ写真を高額で販売していたことが発覚し、WWEの最高責任者ビンス・マクマホンがこれを契約違反と見なしたとのこと。

新型コロナウイルスのパンデミックが起きた影響もあり、WWEはツアーを停止しています。選手たちにとってのボーナス収入だったグッズ収益が少なくなったため、Twitchなどのサードパーティ利用による収益の発生は、選手たちにとって重要な収入になっていました。

しかし、WWEは選手たちのTwitchアカウントを一括管理する方針を打ち出しました。これにより、選手たちはTwitchでの自由な活動を制限されるだけでなく、Twitchでの収益を一部しか受け取ることができなくなりました。

ベガはこの方針に強く反対しており、反対派の1人としてビンスとの議論の場に参加していました。SIが取材した情報源によれば、こうした経緯もあり、OnlyFansのアカウント開設が彼女を困難な状況に追い込んでしまったとのことです。

ベガのOnlyFansでの活動を許してしまうと、追随する選手が出てくる可能性もあります。WWEにとっては当然の判断ですが、Twitchに手を出さなければこんなことにはならなかったかもしれません。