レッスルマニア38でザ・ミズとタッグを組みミステリオ親子と対戦した炎上系YouTuber、ローガン・ポール。
プロレスラーとしてのデビュー戦を勝利で飾った彼は、試合後にミズから裏切りのスカルクラッシングフィナーレを食らってしまいました。報道によれば、これはポールとWWEが交わしたレッスルマニア38出場に関する契約の中に「レッスルマニア38出場後はベビーフェイスとしてやっていく」という内容が含まれていたから。彼のもとにさらなる契約のオファーは来ていないようですが、これからもWWEで何らかの活動をしていくことになる可能性は高いでしょう。
アリエル・ヘルワニによるインタビューの中で、ポールはプロレスラーとしてのデビューや、試合後にWWEの最高責任者ビンス・マクマホンから伝えられたことなどを語りました。
プロレスとレッスルマニアが俺の人生にどれほどの影響を与えていたのか、気付かなかった。大好きなんだ。家族みんながプロレスファンなんだよ。みんなとても楽しんでいた。今、俺は文字通り人生の進路をどうしようか考えているところでさ。ボクシングでも3年計画があるし、ボクシングとプロレス、どっちにしようかなって。他のものよりもずっと楽しいし、みんな注目してくれるでしょ。プロレスはボクシングよりも危険性が低くて、頭が常に左右にブンブン振られることもないし。
俺はプロレスが得意だと思う。自然にできるんだよ。俺がプロレスの練習をしたら、ちゃんと訓練を積んだらどうなるだろう?レッスルマニアでは才能の一部を見せただけだ。オーランドのパフォーマンスセンタートレーニングの日々を過ごしたら…。どんなことができるようになるのか、想像もつかないね。
試合後、ビンス・マクマホンが俺のことを煽ったんだ。握手をして、「信じろ、君の未来はここにある」と言ってくれた。「ああ、いいね。そうだろうな」と返したよ。ビンス・マクマホン。彼はレジェンドだ。彼が新人のパフォーマンスに興奮するのも無理はないよ。試合後のネットを見ても、俺のことが好きだろうが嫌いだろうが、ネガティブなコメントはなかった。みんな俺のパフォーマンスに驚いていたんだろうと思うし、気に入ってくれて嬉しい。あんなに大きな舞台でみんなを楽しませることができてハッピーだ。
ポールは筋金入りの炎上系YouTuberで、2021年6月に行われたフロイド・メイウェザー・ジュニアとのエキシビジョンマッチは世界中で話題になったほか、2017年には日本の青木ヶ原樹海で死体の動画を撮影したことが非難の的になったこともあります。
何をしでかすか分からない、話題になることなら何でもやる危険な男。ビンス・マクマホンが彼をうまくコントロールできれば……彼はまだ27歳ですし、チャンスはあります。
(Fightful)