2016年にWWEを退団した後、世界中のプロレスシーンで自身を価値を高めたコーディ・ローデス。
作り上げた「The American Nightmare」というキャラクターは、2022年4月に彼がWWEへ復帰してからも引き継がれています。団体の最高責任者ビンス・マクマホンが「それこそ我々が買うものだ」と伝えるほどに、彼のセルフブランディングは大成功したのです。
AEWのマット・ハーディーは、2000年代のWWEでも同僚として活動してきたコーディのWWE復帰を喜んでいるといいます。自身のPodcast番組の中で、マットは次のように語りました。
本当によくやったと思うよ。[…]嬉しいね。俺とコーディはずっと素晴らしい関係を築いてきたんだ。
新型コロナウイルスのパンデミックが起きたタイミングで再び同僚となり、彼と一緒に過ごす時間が長くなった。フロリダ州ジャクソンビルに缶詰になって、Dynamiteをたくさんやったよ。来週放送する内容を、今週分を収録した翌日に撮ったりもしたな。その頃、トニー・カーンは大量の映像やコンテンツをチェックしていた。何時間も何時間もAEW Darkの収録をして、夜中の3時まで会場のデイリーズ・プレイスにいることもあったし。
だから、AEWの初期メンバーと一緒に過ごす時間はかなり長かったんだ。その間に、俺とコーディはかなり仲良くなった。仲間を失うのは辛いよ。特に、相手が仲良しだとね。一緒に働き、お互いを知り合い、素晴らしい関係を築いた相手がいなくなってしまうなんてさ。ただ、その人が他の場所で成功するのはいつだって嬉しいことだよ。プロレスの世界では、みんなそうすることで選手生命を伸ばすものだ。1つの場所に長く留まることはできないんだよ。
かつてのWCWやTNTのように、WWEとAEWの間でレスラーの行き来が活発になる未来が来るかもしれません。2022年は、マットと一緒に無観客時代を駆け抜けた初期メンバーたちが次々と契約切れを迎えます。
(Fightful)