AEW所属のFTR。ダックス・ハーウッドとキャッシュ・ウィーラーは、プロレス界を代表するタッグチームとしてあらゆる団体で暴れまわっています。
ROHとAAAのタッグ王座を保持する彼らはファンから非常に高く評価されており、ROHの復活興行「Supercard of Honor」でのブリスコズ戦はマッチ・オブ・ザ・イヤー候補級の試合でした。誰もが認めるトップパフォーマーです。
そんな2人は、次回のDynamiteで行われるオーエン・ハート杯トーナメントでシングルマッチを行います。WWE時代の2014年にタッグを結成し、それ以来苦楽を共にしてきた2人がリングの対角線に立つのはこれが初めて。
Podcast番組「Wrestling Perspective」にゲスト出演した2人は、この試合が決まった背景を語りました。ハーウッドによれば、2人はずっとシングルマッチで戦いたいと考えてきたそうです。しかし、このアイデアを実現させるためには、AEW社長のトニー・カーンを説得する必要がありました。
ハーウッド:適切な状況じゃなければならなかった。理由が必要だったんだよ。それがオーエン・ハート杯トーナメントだ。これは完璧な「理由」になる。俺たちにとって、個人的にもプロフェッショナルとしても、ハート・ファミリーは非常に大きな存在だ。ここで試合をすることで、オーエン・ハートとその家族全体に敬意を示すことができる。世界最大のプロレスファミリーを愛する2人を出場させることよりもいいことなんてあるだろうか?
トニーはアイデアを気に入ってくれたけど、「わかった。でも、筋が通るかどうか考えてみないとね」という感じだった。だから、俺たちは「なあ、できる?やらせてくれよ、俺たちはやりたいんだ」と言い続けたんだ。それで、彼は「わかったよ、すべてうまく行く方法がある。試合はフィラデルフィアでやろう。ファンに受け入れられる」と言ってくれた。アイデアを気に入ってくれたトニーが許可を出したおかげで、試合ができる。
ECWの本拠地、プヲタの聖地フィラデルフィアでついに実現するシングルマッチ。現地4月27日放送のDynamiteは見逃せません。
(SESCOOPS)