2021年11月にハングマン・ペイジとのAEW世界王座の防衛戦に敗れた後、長期欠場に入っているケニー・オメガ。3月に2箇所の手術を受け、復帰時期は未定です。
古巣新日本プロレスとの合同興行「Forbidden Door」までに復帰できるかどうか、というのは世界中のプロレスファンが気にしていることですが、可能性は低いかもしれません。
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによれば、「ケニーの復帰は近いかも」という噂がある一方で、実際には復帰の時期すら決まっていないとのこと。
最近、ヤング・バックスが、ケニーが健康ならAAAのエル・イホ・デル・ビキンゴと対戦するだろう、と予告しました。AAAメガ王座のチャンピオンだったケニーは、2021年のTriplemaniaでビキンゴを相手にタイトルマッチを行う予定でしたが、欠場に入ることを理由に試合はキャンセルに。ケニーはタイトルを返上しました。ビキンゴとの試合はケニーが個人的に望んでいたものなので、彼が復帰した後で実現する可能性は高そうです。今年のTriplemaniaは10月開催。もしそれまでにケニーが復帰できれば…。
元々、ケニーは2022年2月の復帰を望んでいました。しかし、それはあまりにも楽観的な考えだったことが後にわかり、現在まで復帰できていません。復帰時期が決まっていないということは、彼に関するクリエイティブなプランも、少なくとも具体的なものはないということを意味するのかもしれません。
ここ最近はバックステージで働くケニーのニュースが報じられることが多くなっています。副社長としての手腕は高く評価されているようで、ビデオゲーム制作、タレント・リレーション、女性部門のプロデュースといった仕事に携わっているとのこと。怪我でパフォーマンスはできなくとも、あらゆる形で団体に貢献できるのは、The Eliteのクリエイティビティの賜物ですね。
(Wrestling Observer, WrestlingNews.co)