現地6月26日に開催されたAEWと新日本プロレスの合同興行「Forbidden Door」。
タッグ戦線が非常に充実しているAEWのタッグ王座を保持するヤング・バックスは、Bullet Clubのエル・ファンタズモとトリオを組み、ダービー・アリン & スティング & 鷹木信悟組と対戦しました。
このショーのカード編成はAEWのトニー・カーン社長と新日本のブッカーを務める外道がコミュニケーションを重ねる中で決定されていきましたが、当初の計画ではバックスは複数人タッグマッチに出場するはずではなかったそうです。レスリング・オブザーバーによれば、もともと外道はバックスにIWGPタッグ王座へ挑戦してほしいと考えていたとのこと。結局、このアイデアは破棄され、「AAAとROHのタッグ王座を保持するFTRがIWGPタッグ王座も獲得する」というアイデアをバックスも気に入ってゴーサインを出したのだそうです。
今週のRampageで、バックスは後藤洋央紀 & YOSHI-HASHI組と対戦しました。2人の中には、新日本のタッグチームと再び戦いたいという気持ちがあったのかもしれません。新日本に参戦していた頃から世界最高のタッグチームと呼ばれていた2人は、AEWのタッグ戦線でも素晴らしい輝きを放っています。いつかIWGPタッグ王座に挑戦することがあってもいいのではないでしょうか?新日本はForbidden Doorを日本で開催することに前向きなので、日本のファンからも認知されている2人が日本大会でタイトルに挑戦するのは理にかなっていると思います。
(Wrestling Observer, Cultaholic)
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