6月に怪我人が急増したAEW。トップスターのブライアン・ダニエルソンは、5月のPPV「Double or Nothing」での大乱闘マッチの中で負傷し、新日本プロレスとの合同興行「Forbidden Door」にも出場することができませんでした。
度重なる脳震盪が原因で2016年に引退宣言し、2019年に復帰したという過去を持つブライアン。報道によれば、今回の負傷はその脳震盪だったとされています。日常生活にも支障をきたすほどの後遺症が残る可能性もある脳震盪には慎重にならざるを得ず、今も復帰は叶っていません。
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによれば、ブライアンは元気とのことですが、試合に出場する許可はまだ下りていないとのこと。トニー・カーン社長が彼の復帰を急いでいないため、万全の状態になってから復帰することになるのでしょう。
Forbidden Doorを欠場したブライアンの代役を務め、ザック・セイバー・ジュニアと対戦したのはクラウディオ・カスタニョーリ(セザーロ)。彼はブライアンも所属するBlackpool Combat Clubに加わり、いきなりの大活躍を見せています。ブライアンが復帰すれば、WWE時代の同僚であるクラウディオとの共闘もあるでしょう。楽しみですね。
(SESCOOPS)
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