AEWには世界中からレスラーが集まっています。
日本人レスラーたちの貢献も大きく、里歩と志田光はAEW女子世界王座のチャンピオンとしてしっかりと結果を残しました。彼女たちはファンからの支持もしっかりと集めていますが、「好きじゃない」と思っているファンもいるようです。
時々、プロレスラーの側から「プロレスのファンベースは最低だ」といった発言が出ることがあります。理不尽な誹謗中傷や、レスラーとしてのキャラクターとその人自身を混同したパーソナリティ批判など、レスラーからすれば「いい加減にしてほしい」と思うようなことをするファンもいるのです。これはプロレス界に限ったことではありませんが、WWEスーパースターたちは特に大変な目に合っています。
AEWの副社長を務めるケニー・オメガは、一部のアメリカのファンから日本人レスラーたちに対するリアクションに苦言を呈しています。
海外からアメリカにやってくるレスラーたちは、情け容赦がなく、冷酷な人たちばかりの国に行こうなんて思ってないんだよ。残念なことに、ここはそういう国だ。彼らは不意打ちを食らい、急に憎悪を向けられて驚く。みんなが酷い人間というわけじゃないことも理解してほしいんだけど、わわざわざ新しいアカウントを作ってレスラーにあれこれ言うこと以外にすることがない人もいるんだよね。とにかくネガティブなことを誰かに吐きつけることしかすることのない人が。その言葉はプロレス以外の部分に向けられることもある。見た目だったり、英語が話せないことだったり……いろいろだよ。本当に悲しいことだ。
志田光、伊藤麻希、里歩、坂崎ユカのケースだと、最低なマザーファッカーがそういうことを言ってるのを耳にすることがある。PodcastとかSNSではネガティブなことを言っていいと思っているんだ。「いいんだ」って思ってやがる。「女子プロレスラー」はより洗練されたパフォーマーで、毎日のようにトレーニングを重ね、スムーズでプロフェッショナルだ。彼女たちはバックステージで政治的な問題に直面したことは一度もない。自分たちにできること、頼まれたことはなんでもやってくれる人たちなんだ。