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【AEW】トニー・カーン社長が団体設立後に学んだ最も重要な教訓を語る。「人生は一度きり」

インタビュー

2019年1月、新日本プロレスとROHで活躍していたThe Elite(ヤング・バックス、ケニー・オメガ、コーディ・ローデス、ハングマン・ペイジ)を中心メンバーとする新団体AEWが設立されました。

クリス・ジェリコやジョン・モクスリーといった元WWEスーパースターが合流し、同年秋にウィークリー番組「Dynamite」の放送が始まった当初のロースターはまだまだ層が薄かったものの、2020年にWWEが経費削減のための大規模なリストラを敢行するようになったことで活躍を見込める好手を次々と獲得できるようになりました。

また、2021年にはCMパンクやブライアン・ダニエルソンといったレジェンド級の実績を持つレスラーが加わり、ロースターの層はかなり厚くなりました。現在のAEWにはトップ層の怪我人が続出しており、状況は決してよくありませんが、それでも番組はファンに話題を提供し続けることに成功しています。

団体設立から3年半。リーダーとしてみんなを率いてきたプヲタ青年(かつ超大金持ち)のトニー・カーン社長は、Podcast「Busted Open Radio」の中で、AEW設立後に学んだ最も重要な教訓を語りました。

Dynamiteは145エピソードくらいやって、Rampageは50エピソードくらいかな。これらのテレビ番組とPPVを合わせると、200回以上のショーをやってきたことになる。数え切れないほどの学びがあったよ。

俺にとって最大の教訓は……それを学ぶまでにいくつもの過程があったから、抜け落ちているものもあるかもしれないけど、最大の教訓は「ある物事は一度しかできない」ということ。テレビ番組では、何かをやりたいと思ったらチャンスは一度しかないんだ。You Only Live Once。人生は一度きりってことだね。

「AEWではドリームマッチを見ることができる」と言われることが多いんだけど、俺はそういう番組を作っていきたい。そのチャンスを逃さないようにするために、ドリームマッチを組み立てているよ。

しかし、それと同時に、テレビで「毎週放送される素晴らしい試合を見る機会」をファンに提供するのも俺の仕事だ。TBSとTNT(Dynamite & Rampageを放送するワーナー・ブラザース系列のテレビ局。かつてWCWを放送していた)は長い間プロレスビジネスから離れていた。この2つのテレビ局でプロレス番組を見ることができる、という状況は、多くの人が恋しく思っていたことなんだよね。

Dynamiteが放送される水曜日だけではなく、Rampageを放送する金曜日にもファンとつながる良い機会を得ることができている。そのことは強く意識してるよ。俺が学んだ最大の教訓、俺たちがやるべきことは、「毎週特別であること」だ。




Wrestling Inc

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