2010年代後半の新日本プロレスで非常に重要な役割を担い、団体の海外進出に大きく貢献したケニー・オメガ。
激しい戦いは世界中のプロレスファンを魅了し、彼の活躍がなければ2019年にAEWが設立されることもありませんでした。しかし、激しいスタイルは身体へのダメージを蓄積させることにも繋がり、2020年にAEW世界王座を獲得してからは常に満身創痍だったとされています。
その状態で様々な団体のベルトを獲得し、チャンピオンとして駆け抜けた2021年は身体への影響が特に大きく、11月のPPV「Full Gear」でハングマン・ペイジに敗れてAEW世界王座を失った後、彼は長期欠場に入りました。回復には予定よりもかなり時間がかかっているようで、現在に至るまで「彼がいつ復帰できるのか」はわかっていません。
レスリング・オブザーバーによれば、ケニー自身も含め、彼の復帰に関する話題について「誰もが沈黙している」状況とのこと。AAAは、ケニーが負傷欠場に入る前までAAAメガ王座のタイトルマッチとして計画されていたエル・イホ・デル・ビキンゴと彼のシングルマッチの実現を今も望んでいるようですが、これがいつ実現するのかも不明です。
肩と膝に問題を抱え、スポーツヘルニアにも苦しみ、コンディション不良から試合中に激しいめまいに襲われることもあったケニー。欠場に入った頃は2022年春にも復帰することが予定されていたため、身体の回復状況は予想以上に遅れているようです。
「肉体が100%に戻ることはない」と覚悟しているようですが、今後のキャリアはどうなるのでしょうか?
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