2021年9月に心臓病で手術を受け、長期療養していたHHH。
団体に復帰した後も仕事量をセーブしながらの活動となっていました。彼がバリバリの幹部として働いていた頃の側近たちは、彼が療養している間に次々と解雇され、彼を取り巻く環境は大きく変化しました。ビンス・マクマホンも引退しましたし…。
先日はパフォーマンスセンターで「俺は戻ってきた」と発言したことが話題になっていましたが、これはかつて率いていたNXTの収録現場への復帰を意味するものではないとされており、「どこに戻ってきたんだ?単純に職場復帰のことか?」と発言の意図が疑問視されていました。
どうやら、戻ってきたのは「幹部職」のようです。今日、WWEはHHHがタレント・リレーション部門の責任者に就任することを発表しました。これまではジョン・ロウリネイティス(ジョニー・エース)が率いていた部門です。
彼はビンス・マクマホン・スキャンダルの中で過去の性的非行疑惑が取り沙汰され、休職に追い込まれています。RAW & SmackDownのエグゼクティブ・ディレクターを務めるブルース・プリチャードが暫定責任者に就任していましたが、HHHが正式に仕事を引き継ぐことになったようです。スキャンダルの前まで、エースは団体内部でも特に強い権力を持つ人物だとされていましたが、役職を追放されたことで、今後のキャリアに大きな影響が出そうです。
とにかく、HHHが戻ってきたのは本当にポジティブなニュースですね。ビンス・マクマホンがWWEから引退し、妻ステファニー・マクマホンが共同CEOとしてこれからのWWEを率いていくことになりましたし、夫婦でこの団体の舵をとっていくことになりそうです。
いろいろありましたが、結局は最強の夫婦に団体が引き継がれることになった……のかも?一応、ニック・カーン社長も共同CEOに就任したので、2人きりとはなりませんが。