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WWEと新たに5年契約を結んだレスラーたち
レスラーとの契約内容がレスラー有利になっているWWE。新興団体AEWなどへの人材流出を恐れ、現在は新加入・再契約のオファーを5年契約で提示するようにしているようです。
報道によれば、ジンダー・マハルとモジョ・ローリーが新たに5年契約を結びました。
マハルは2017年に大プッシュを受けたものの、その後は活躍の機会に恵まれていませんでした。しかし、最近は新設された24/7王座に絡み、Rトゥルースと面白いタイトルチェンジを繰り返すなど、再びスポットライトが当たってもおかしくない状態です。
元NFL選手のローリーはプロレスラーとしての評価が低く、今年は5回しかテレビ放送に出演していません。正直浮上は難しそうですが、メジャー団体との5年契約は彼にとって非常に魅力的だったのでしょう。
人材の他団体流出を恐れるWWEの姿勢によってレスラーたちは恩恵を受けることになります。しかし、これはマンネリにも繋がりかねません。正直、あまりいい傾向とは思えないのですが……。
(参考: Fightful)
WWE日本公演でのカイリ・セインとアスカ
6月28・29日、WWEが両国国技館で日本公演を開催します。中邑真輔がセス・ロリンズの保持するWWEユニバーサル王座に、カイリ・セインとアスカのタッグチーム「カブキ・ウォリアーズ」がアイコニックスの保持するWWE女子タッグ王座に挑戦することが予定されていたのですが……。
報道によれば、カブキ・ウォリアーズとアイコニックスの試合はノンタイトルマッチに変更されてしまったようです。
カブキ・ウォリアーズことアスカ(37=華名)とカイリ・セイン(30=宝城カイリ)組は、28日大会で騒音美女集団のWWE女子タッグ王者アイコニックス(ビリー・ケイ、ペイトン・ロイス)に挑戦することが決まっていたが、ノンタイトル戦に変更された。ただし、カブキ・ウォリアーズが勝った場合は、王座挑戦権を得ることになった。
【WWE】両国のカブキ・ウォリアーズVSアイコニックスはノンタイトル戦に | 東スポWEBWWEジャパンは26日、日本公演「WWE Live Tokyo」(28、29日、両国国技館)の一部カード変更を発表した。 カブキ・ウォリアーズことアスカ(37=華名)とカイリ・...
このカードについては情報が錯綜していて、レスリング・オブザーバーなどのメディアは以前から「このカードはノンタイトルマッチで、カブキ・ウォリアーズが勝利すればベルト戴冠に近づくだろう」というようにこのカードを扱っていたのですが、WWE公式サイトではタイトルマッチ扱いになっていました。
最近、WWEのバックステージがカオスな状態になっているという噂が流れ、その中には、WWE女子タッグ王座について何の計画もないという衝撃的な情報も含まれていました。カブキ・ウォリアーズの今後がちょっと心配になる公式発表でした。