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元WWE・TJPが語る「WWEの何がレスラーの不満につながっているのか」

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TJP。2016年にWWEが開催したクルーザーウェイト級クラシックトーナメントで優勝し、以後205LIVEやRAWで活動していた好レスラーです。2019年2月にWWEから解雇され、現在は古巣のインパクト・レスリングで活動しています。

2019年に入ってから、団体への不満を訴え、リリースを要求するWWEスーパースターが複数現れています。The Revival、ルーク・ハーパーなどの退団が叶わなかったレスラーもいれば、ディーン・アンブローズ(ジョン・モクスリー)、ヒデオ・イタミ、タイ・デリンジャーなど、退団して新天地で暴れようと意気込んでいるレスラーもいる。そういった状況の中で、WWEから唯一「解雇」されたTJPが、「WWEの何がレスラーの不満につながっているのか」について語りました。

ビンス・マクマホンやHHHと直接やりとりをしている上層部との仕事はいつも楽しかったし、いつも素晴らしい経験をさせてもらっていた。でも、下部層による細部の管理……プロデューサーやクリエイティブチーム、ライターとか。これが多くのレスラーにとっての究極の不幸の源になっていると思う。少なくとも私はそうだった。

私が今持っている自由の好きなところは、ヘッドセットを通してああだこうだ言ってくる奴がいないってこと。時々、あそこでのプロレスには魂がないと感じたね。(意訳)

ジョン・モクスリーがAEWや新日本プロレスでイキイキしている様を見ると、WWEではできないことがたくさんあって、うんざりしていたんだなと思わされます。TJPも同じことを感じていたのですね。今のWWEの路線では当のレスラーにこうした不満が溜まっていくことは避けられないので、内部のケアを充実させるしかないのでしょう。

(参考: PWMANIA)

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