ビリー・コーガン(人気ロックバンド、スマッシング・パンプキンズのフロントマン)がオーナーを務めるNWA。
団体はニック・オールディスが顔となって地道に活動を続けてきましたが、現在、2人の間に亀裂が入っています。
オールディス曰く、彼と妻のミッキー・ジェームスは女性レスラーをフォーカスしたPPV「Empowerrr」の第2回開催にあたり、コーガンから無礼な扱いを受けたそうです。このPPVは参加レスラーや内容が十分なものではない、と見られており、方針について両者が対立したものと思われます。
先日、オールディスはInstagramで「2022年末をもってNWAから退団する」と公表。これを受け、NWAは彼に謹慎処分を課し、彼は週末に開催されたPPV「Hard Times 3」に出場できませんでした。
このショーでは、タイラスがNWA世界ヘビー級王座を獲得。8月に開催されたPPV「74」では前王者のトレバー・マードックとオールディスがタイトルマッチを行う予定でしたが、オールディスに変わってタイラスが挑戦することに計画が変更され、このことにオールディスは憤っていたとされています。
今日、オールディスはInstagramでNWAについて次のように語りました。
Hard Times 3の開催前に、俺が退団の意向を明かしたことの意味を理解してほしい。俺が大きなチャンスを捨ててまで主導権を握った有望な取り組みが、プロレス界で最も有害なブランドになってしまったんだ。
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