2022年6月から7月にかけて、ウォール・ストリート・ジャーナルはWWEの最高責任者ビンス・マクマホンに関するスキャンダルを立て続けに報じました。
スキャンダルの内容は元従業員の女性や元女性選手たちとの間に不適切な関係を持ち、口止め料として多額の金銭が支払われた、というもの。
ファンからは「ビンスならやってそう」という意見もありましたが、組織のガバメントに関する重大なスキャンダルでした。これを受け、ビンスは7月にWWEから引退。娘のステファニー・マクマホンと社長のニック・カーンが共同CEOに、HHHがクリエイティブの責任者に就任し、ビンスの跡を継ぎました。
ビンスが去った後、WWEの労働環境は目覚ましく改善したとされ、ビンス時代にあった不安定さや土壇場での計画変更がなくなったことで現場の式も上がっているようです。
スキャンダルから半年。ウォール・ストリート・ジャーナルは、ビンスについての最新情報を報じました。なんと、WWEへの復帰を狙っているというのです。近しい人たちの悪いアドバイスに従って引退したものの、「WWEに残り続けていればスキャンダルは吹っ飛んだはずだ」と考えているとのこと。
ビンスが新たな性的非行の疑惑を抱えていることも報じられているので、普通に考えれば復帰はあり得ないと思いますが、そこはWWEとビンス・マクマホンなので…。どうなるかは分かりません。
(WSJ, Cultaholic)
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