ビンス・マクマホンがWWEへ復帰したことにより、WWEでは何が起きても不思議ではない、不安定な状況になっています。
ビンスが不在の間に共同CEOを務め、部下たちから慕われていたとされるステファニー・マクマホンは辞任。彼女とビンスの間には、家族として仕事をする上で問題があったとされ、同じく共同CEOでステフ辞任後は単独でCEOを務めるニック・カーンが間に入っていたと報じられています。
【WWE】ステファニー・マクマホンはリーダーとして尊敬される人物だったと報じられる
2022年7月にビンス・マクマホンが引退したことを受け、会長兼共同CEOに就任したステファニー・マクマホン。 父の後釜として役職に就いた彼女は、同じく共同CEOのニック・カーンや夫...
【WWE】ビンス&ステファニー・マクマホンが家族として働く上で問題を抱えており、ニック・カーンは緩衝材の役割を果たしていたと報じられる
WWEはファミリービジネス。ビンス・マクマホンが先頭に立ち、娘ステファニーと息子シェインも団体の一員として働いてきました。 ステファニーは団体のチーフ・ブランド・オフィサーでしたが...
ビンスの復帰は、彼がクリエイティブの主導権を取り戻すかもしれない、という懸念を生みました。現時点でその予定はありませんが、彼の跡を継いだHHHがいつまで権力を維持できるかは分かりません。すべてはビンス次第です。
先日、HHHはこの状況について、SmackDownのバックステージで選手たち向けのミーティングを開催。HHHがクリエイティブを指揮し続けること、ビンスと相談することがあったとしても、最終的な決定権は彼にあることを説明しました。
報道によれば、RAW最新回のバックステージでも同様のミーティングが開催され、先日と同じ内容が説明されたとのこと。見聞ではなく、直接選手たちに言葉を届けたいという意志があったのかもしれません。
WWEは不安定な状態です。ビンスは団体売却の可能性を検討するために復帰しましたが、売却先には複数の企業や団体の名前が挙がっています。
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(Wrestling Observer, WrestlingNews.co)
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