【WWE】団体売却は早期に実現する？ニック・カーンCEO「3ヶ月以内に取引があるかも」

ビンス・マクマホンが復帰したことにより、 WWEは団体売却に向けて大きく動き出しました。

マクマホン・ファミリーによる家族運営だった WWEが身売りすることによってどのような影響が生じるのか、まだわかりません。ポジティブなこともネガティブなこともあるでしょうが、ビンスはとにかく団体を売却したがっています。

CNBCの番組に出演したニック・カーンCEOは、団体売却の取引がどの程度の時間枠で実現するのか質問され、早ければ3ヶ月以内に取引があるかもしれない、と明かしました。以前、レスリング・オブザーバーは、 WWEが夏までに取引を成立させることを望んでいると報じていました。

WWEが早期の取引実現を目指しているのは、現在のテレビ契約が終わり、新たな契約を探し始めると団体売却が難しくなってしまうから。ニックは、

テレビ放映権交渉の後まで売却を待つのは、買い手候補がいなくなるため、嫌だ。

と説明しています。

また、売却候補の企業として、番組内ではNetflixやAmazon、UFCの親会社エンデバーの名前が上がりましたが、ニック自身はコムキャスト（NBCユニバーサル）が買い手になることに楽観的であることを明かしています。コムキャストはWWE NETWORKのコンテンツを配信するストリーミングサービスPeacockを所有しており、 WWEと巨額の配信契約を結んでいます。