2023年1月4日の新日本プロレス「レッスルキングダム17」に予想通りのサプライズ登場を果たし、IWGP女子王座戦線に殴り込みをかけたメルセデス・モネ(サーシャ・バンクス)。
今週末の新日本サンノゼ大会では、IWGP女子王座チャンピオンのKAIRI(カイリ・セイン)と久々に対決し、タイトル奪取を狙います。KAIRIはSTARDOMのレスラーですし、STARDOMと新日本は同系列の団体ですから、彼女がSTARDOMのリングに上る可能性も十分に考えられます。
WWEの女性戦線でトップスターとして活躍した実績を誇り、まだまだ全盛期…というか、これから全盛期が来てもおかしくない31歳の彼女にとって、新日本への参戦は長年の夢でした。Under The Ringによるインタビューの中で、彼女は新日本&STARDOMへの参戦について語りました。
本当に名誉なことだと思ってるよ。新日本の女子部門を良い形でスタートさせる手助けのために新日本に行くことに迷いはなかった。日本で一番大きな団体だし、むしろ「迷う必要なんてあるかな?」って感じだよ。
私は新日本とプロレスリング・ノア、そして日本の女子プロレスを見て育ったんだ。迷いのなさにはこうした経緯もある。夢がかなったって気がするね。サンノゼでは、女子プロレス界にたくさんの魔法と歴史を刻むよ。
(STARDOMについて)私がこれまでに見てきた団体の中でも、ロースターの充実ぶりはトップレベルだと思う。アメリカの観客に対して、STARDOMのスタイルを紹介することができるなんて、興奮するね。彼女たちの実力を世界中のファンに見せることで、世界中の女子プロレスの扉を開くことができると思う。私は、彼女たちが最高のプロレスをしていると思っている。だから、その一員になれること、そして、今までにないほど幅広い層に見てもらえることに興奮しているんだ。
私はまだプロレスを学んでいる最中で、これからも学びは続く。最高のプロレスを、歴史に残るような試合をしたいし、STARDOMのレスラーたちとなら、それができると思うんだ。中には、「私たちなら魔法を生み出せる」と思えるようなレスラーもたくさんいるしね。私なら、彼女たちに魔法をかけてあげられる。してあげられることがある。2023年は私のキャリアで一番エキサイティングな年になるんじゃないかな。
(Wrestling Observer)