AEWの設立に欠かせないキーパーソンであるヤング・バックスとケニー・オメガ。
3人は長年にわたって友情を育み、今となっては切っても切り離せない関係です。新日本プロレスやROHで共に革命を起こし、常にクリエイティビティあふれるプロレスでファンを魅了するトップレスラー。プロレス界の「今」を作っています。
AEW世界トリオ王座のチャンピオンでもある3人の絆は特別です。スワーブ・ストリックランドのPodcast番組にゲスト出演したケニーは、バックスとの友情について語りました。
俺たちは、今自分たちの肌で感じていることや、プロレス界での立ち位置に心地よさを感じているんだ。たとえ試合がショーの焦点や主役でなくても、自分が何を求められても、自分がどのカードに出ようと、それを与えられると感じている…今は、ただ楽しい6人タッグをしているよ。
こんな感じでタイトルと関わるはずじゃなかったんだけどね(CMパンク騒動が原因でクリエイティブに変更があった)。今の俺たちがやっている6人タッグマッチには血の抗争もないし、楽しくて、他とは別物に見えるはずだ。みんなが自由に楽しんで、パーティーをする。それが今の俺の役割だよ。
MJFのような役割を果たしたい、もっとマイクを握って話をしたい、もっとマイクを握っていたい、誰かの血を流したい、応援してほしい、ブーイングしてほしい、ベルトを懸けて戦いたい…。そんなことではないんだ。ショーに必要なものは何か、他のショーとは何が違うのか。その役割でベストを尽くすスキルがあるかどうか。何度も準備を重ねて試合に挑んでいるからできるんだよ。
6人タッグマッチに慣れている人でも、テレビに慣れてない人でも、楽しいギミックマッチだろうと、とても重要な7番勝負だろうと、俺はそういう役割で信頼されるし、誰との組み合わせでも信頼感を得られるんだ。
自分に自信があって、たとえ自信が揺らぎそうな時でも、彼ら自身だけじゃなく、もしかしたら俺以上に俺のことを信頼してくれるバックスがいたから、お互いを高めあうことができたのさ。
(WrestlePurists)