プロレスラーは自分の思い通りには活動できない職業です。
所属・参戦する団体の方針に従って軌道修正しなければならないことも多く、思い通りのチャンスを得られないこともあります。
しかし、レジェンドレスラーのアンダーテイカーは、キャラクターを守る方法はある、と断言し、現役選手たちに苦言を呈しました。アリエル・ヘルワニによるインタビューの中で、彼は次のように語りました。
WWEの選手たちは…WWEに限った話ではないが、一般的に、レスラーたちは「キャラクターを守ること」、あるいは「キャラクターを守るために十分に成長させる」という概念を理解していないように思う。テレビでやっていることと、SNSでの顔がまったく違うんだよ。
俺は時代遅れの人間で、メンタリティは20年前のままだ。でもな、長く活動を続けられたのには理由がある。「まあ、少しは実際の自分っぽさを取り入れろよ」って思ってた。俺ほど極端にやる必要はないけど、少しは自分を守れ、ってね。
ちょっとだけ、実生活に近いことをやるんだ。SNSで何かを投稿するなら、これからやろうとしていることと一致させる。それによって、みんなを説得するんだ。アイツはこういうやつ、ソイツはこういうやつ、ってな。
MJFのようにキャラクターを徹底的に守るのは極端かもしれませんが…少しでも自分らしさを取り入れたキャラクターなら息苦しさも少なくなるでしょうし、やりがいもできるでしょうね。
(SESCOOPS)
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