プロレスリング・ノアや新日本プロレス、Dragon Gateなどの日本の団体への参戦でも知られる名レスラー、デイビー・リチャーズ。
今日、彼は引退を宣言しました。
一体何があったのでしょうか?残念なことですが、Fightfulによれば、彼にはドメスティック・バイオレンスの疑惑が浮上しており、多くの団体のポリシーや行動規則に違反してしまったのです。
その結果、複数のインディ団体が彼との関係を断つことを発表しました。その中には、彼がヘッドトレーナーを務めるプロレススクール「Team Ambition」も含まれていたのです。この事実が事態の深刻さを物語っていると言えるでしょう。
彼はSNSアカウントを削除し、PWInsiderを通じて声明を発表しました。
やあ、みんあ。
ああ、なんという数日間だろう。俺に対するドメスティック・バイオレンスの疑惑がいくつもあるんだよ。
俺は断固として否定する。住んでいるミズーリ州裁判所の自動ケース管理システムで俺の本名Wesley David Richardsを検索すれば、俺に対する告訴・告発がないことがわかる。
とはいえ、俺はこの問題に対するプロレス界のスタンスを理解しているよ。
ショーでは、誰もが「安全」を感じるべきだ。それを損なうような人間にはなりたくない。
俺の妻が目の辺りを黒くした写真も出回っているが、あれはトレーニング中に撮影されたものだ。俺たちはMMAのトレーニングに取り組んでいるから、その最中はそうなるものなんだよ。
繰り返すが、俺は告発されていないし、疑惑も否定する。でも、正しいことをしなければならない。望んでいることじゃないけどな。
だから、俺は自分自身をキャンセルする。
この偉大なスポーツは、俺だけではなく、誰にとっても素晴らしいものだ。それを汚してしまうことなんて、できないよ。
俺は今週末のショーへの参戦を切り上げ、プロレスから引退する。
これからも、Team Ambitionとこのスポーツのことをよろしく頼むよ。
実際のところがどうなっているのかはわかりませんが、悲しい幕引きとなってしまいました。複数団体が彼との関係を絶っている、Team Ambitionが彼を切った以上、なにかがあったのは間違いないようです。