Bullet Clubの3代目リーダーとして大活躍し、世界を変えたケニー・オメガ。
2014年にBullet Clubへ参加した彼は、特にリーダーに就任した後で世界を驚かせるような名勝負を次々と生み出し、海外ファンの目を新日本へ向けさせることに成功しました。
ヤング・バックスやCody(コーディ・ローデス)らROH組との活動は特に注目を集めたほか、クリス・ジェリコとのドリームマッチも実現させ、2019年にAEWが設立されるまでの道のりにおいて本当に重要な役割を果たしたのです。
Bullet Clubは結成10周年を迎えました。Sports Illstratedによるインタビューの中で、彼はBullet Clubで過ごした日々を振り返り、次のように語りました。2015年のレッスルキングダムでユニットの一員として初めて試合をする前に、彼は新日本の事務所で「The Cleaner」のリングギアを初めて着ました…。
実際に着るまでは、紙の上のスケッチにすぎなかった。初めて全身鏡の前に立ったとき、初めてBullet Clubの衣装を着た自分を見たんだ。コスチュームデザイナーがオリジナルのThe Cleanerギアをくれてさ。ルックも湧いてくる感情も気に入った。
そこに新日本の菅林会長が来て…彼はとても物静かな方なんだけど、俺を見て「映画スターみたいだ」と言ってくれたんだ。初めてのレッスルキングダムに挑む俺にとって、この言葉は大きな自信になったよ。
「服が人を作る」という古い表現を知っているか?この話ではそれが当てはまる。エッジが効いていて、クールだった。俺のキャリアにおいて、より大きな、より良いものを生み出す鍵になると感じたんだ。
みんな、一緒にいて楽しい連中だったし、アイデアを出し合うのも楽しかった。グループの中にいることで得られる自信は、本物だった。そのおかげで、自分自身でも「俺を止められないな」と感じた。
当時の私のプロモを見てくれよ。もう止められない。俺は世界の頂点にいたんだ。そのおかげで、プロレス界に本当の自分をさらけ出すことができた。
(SI)