【WWE】ニック・カーンCEOがNXTの未来を語る。「育成システムを超え、独立したブランドとしてやっていける」

NXTは、WWEへ入団した選手たちに最初に与えられる活動の場です。

彼らはNXTでWWE流のやり方や番組制作について学び、WWEスーパースターとして団体に貢献するための準備を重ねます。準備が整ってからメインロースターに昇格し、さらに激しい争いに身を投じる…。WWEにおいて、 NXTという「育成システム」は欠かせないものです。

しかし、NXTのコンテンツにはRAWやSmackDownにはない独自性があり、そこに惹かれるファンも少なくありません。以前から「NXTはメインブランドと肩を並べる存在だ」と発言したり、そこを目指すと言ったコメントが選手や関係者から出ることがありました。

最新のインタビューの中で、ニック・カーンCEOはNXTの将来について次のように語りました。

かつて、NXTはWWEネットワークの独占配信コンテンツだった。しかし、新型コロナウイルスのパンデミックが起きたり、（ビジネスパートナーの）NBCとUSA Networkがコンテンツを必要とした時、我々はウィークリー番組制作のチャンスを逃さなかった。

そこで、NXTを、USA Networkで火曜日の夜に放送されるテレビ番組に移行したんだ。視聴率は上昇傾向にある。正しい方向に向かっていることの証拠だよ。

NXTは、育成システム…第3のブランドとしてだけではなく、独立したブランドとしてやっていける、と俺は思ってる。

彼もまた、NXTが持つ可能性を評価しているようです。この番組にどのような未来が待っているかはわかりませんが、悪いようにはならないでしょう。